灰原ユウヤの弟…ではなく、妹は女好き系美少女なんです。[part2]【ダンボール戦機WARS】

《83》 ページ39

ふと今朝の事が蘇って急に隣にいるヒカル君に申し訳なくなってきた。
さっきは喧嘩をしていた事をお互い忘れて、普通に話していたがそろそろ仲も悪くなっていくだろう。

これは____謝るしかないよね……

A「あのね、ヒカル君……」

ヒカル「何だ？」

A「今朝、嫌いなんて言ってごめん。」

ヒカル「……気にしてない。僕こそ、言い過ぎた。ごめん。」

思い出したのか、苦虫を噛み潰したような顔で彼からも謝罪をしてくれた。
喧嘩が長びかなければよかった話なので心底ほっとした。

ヒカル君がこの時、「僕は許さない。」なんて言ったら……泣きそうになるところだったよ……

ヒカル「あ、ところで……A。今度、ここで演劇祭があるらしい。」

A「……はい？」

ヒカル「だから……！演劇祭があるんだよ。」

??「知ってる知ってる!!今年から理事長が勝手にスケジュールに盛り込んだの。確か……一ヶ月後！」

途中、聞き耳を立てていたのかユノが話に加わってきた。何となく、彼女が楽しそうなのが聞いてても分かった。

ユノ「でも、ちゃんとした演劇祭っていうより何か……ダンスパーティーみたいなの。クラスの中の男子と女子が理事長に強制的に選ばれてその中で自由にペアを組むんだって！」

ヒカル「へえ、初耳だな。無作為に選ばれるのか？強制参加じゃなくて？」

ユノ「そうよ。まあ、一言で言えば……“理事長のお気に入り”、ね。」

A「まだ選ばれてないの？」

ユノ「うん。いつか、手紙配られるからその時に分かるわよ。」

ヒカル「僕は選ばれたくないね。第一、女子に興味無い。」

目を瞑り、腕を組みながらヒカル君はそう言った。

そうだよね……ヒカル君、興味も示してないもんね。

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______ｽﾞｷｯ……


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あれ……？

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何で私……悲しんでるの？______





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前の話からずっと見にくいと思いましたので、構成を変えさせて戴きました！
この話以降はずっとこの構成です！

復活した訳ではございませんが、どうしても更新しないと間に合わない気がしたので少しでも間に合わせる為に書きました；；

ちまちま書いていこうとは思いますw

あ！検定作りましたので良ろしければ！▼

貴方はアラタの髪に触れられるのか!?【瀬名アラタ】


ではでは！

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