《50》★ ページ4
-オトヒメside-
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不意に懐かしい声が聞こえた。
____リオーネ……!
リオーネ「オトヒメ……君に聞きたい事がある。」
オトヒメ「もったいぶらないで早く言って欲しいわ。」
リオーネ「君にだけ伝えとく。僕は……ロンドニアにいたんだ。そして、いつかは違う仮想国に行くだろう。」
胸がざわつく。いつかは新たな仮想国が生まれるのだろうか。リオーネが言うなら本当かもしれない。
オトヒメ「そう……という事はもう、会えなくなるかもしれないのね……」
だって、嫌な予感がするんですもの。
リオーネと小学校時代からAと一緒に仲良くしてたのに……遠く離れてしまうって。
リオーネ「そうかもね。」
今の彼女はロンドニアの制服を着ていない。先生は来ていないようだが、新たな仮想国が創られるという事を物語っているようだ。
リオーネ「……ただ、それだけ。もう、この翼は要らないね。」
目の前で右に編み込まれていた三つ編みが解かれ、翼は影になり、それから黒い煙の様になって消えていった。
さっきよりも冷たい雰囲気ときつめにカールされたセミロングの毛先。ダークブラウンと呼ばれるような髪に変わった。
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リオーネ「抜け出して……ジェノックに戻ってくる。でも、無理なら、ごめんなさい……!」
彼女はしゃくりあげながら大泣きした。私に抱き付いて身を預けながらも、泣き止む事は暫く無かった。
私は黙って、彼女の頭を優しく撫でる事しかできなかった。
____彼女の為に私は何ができるの……?
まだ見つけられないけど、努力する。
そう、誓うから______
リオーネ「オトヒメ……君はAちゃんとまた仲良くなるんだ。……君があの子に会いたいのは分かってるから……」
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彼女には何もかもお見通しだったみたい……
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
8人がお気に入り
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籠。(プロフ) - 葉月さん» そう?ありがとう!///お姉さん欲しいよね!あまり居ないと悲しくなる…(´・_・`) (2013年10月29日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» いやいや、龍はいい人だよ!私のリアはちょっと崩壊寸前…(^^; おぉ、良いね!私もお姉さん欲しいな!アニメの事話せる。リア友は…、うん、こっちもダンウォ見てる人全然居ない…。 (2013年10月28日 1時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» 別の視点になってるって感じてくれるなんて嬉しい!o(*^▽^*)o私は良い人ではないよ><;;葉月ちゃん自身が私の妹だったらダンウォについて語れたのになぁ…;リア友とかダンウォ詳しく知らないらしいし…www (2013年10月24日 22時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» んー…確かにアニメに似るとアレかもだけど、龍のはアニメに程よく沿ってて、アニメの物語を別の視点から見れる感じだよね♪あ、それと、本当に龍は良い人だね〜!リア友に龍がいれば良いのになwww (2013年10月24日 0時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» そうかな…アニメと似ちゃってるから私的には自分の小説はどうなんだろうwって思ってるwwwそんな事ないよ!><;;アドバイスさせて貰っただけでも嬉しいよ!/// (2013年10月23日 13時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作成日時:2013年10月16日 22時