灰原ユウヤの弟…ではなく、妹は女好き系美少女なんです。[part2]【ダンボール戦機WARS】

《75》 ページ29

大門「皆さん、ご機嫌麗しゅう……今日はこの学園に新しい先生がやって来ました。……セレディ先生、お願いします。」
セレディ「今日からこの学園に入る、セレディ・クライスラーです。理事長、話は僕から話してもいいですよね？」
大門「……どうぞ。」
セレディ「ありがとうございます。____新しい仮想国を創り、僕はそこの担任につきます。」
周りがざわつき始める。それはそうだ。ただでさえ多くの仮想国があるのにもかかわらず、また一つ、増えるのだから。
ヒカル「……僕らと対してそんなに歳が変わらないじゃないか！」
冷静に言ったつもりなのだろう。多少、うわずってはいたが。
セレディ「では、仮想国の名前を教えましょう。名前は……エゼルダーム。そこにはロンドニアの伊丹キョウジ君、同じくロンドニアのリオーネちゃん……」

伊丹キョウジ____どこかで聞いた事があるような、無いような!?

リオーネちゃんは……もともとロンドニアの生徒だったのか。これからエゼルダームへと配属されるのね。

更に、会えるのも許されない遠くの場所へ彼女は行ってしまったように思えた。
彼女は本当は____敵になりたくないようなそんな表情を会うといつもしていた。迷いが、あった。

だけど、もう会えなくなる______

セレディ「今日からそこに配属されます。」
大門「それでは朝会は終わり。皆、解散よ。」

朝会ってこんなに短いものだったっけ……？

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教室内______


きっと、彼は……必ず誰かをここに送り込ませてくる。

悲しいが、リオーネちゃんがここに来たとしても、敵は敵なのでやすやすと受け入れるわけにはいかないのだ。

ユノ達と一緒に学校に行くついでとして、ユノから2つの情報を呟き程度として教えてくれた。

1つは____リクヤ君のLBXにパラサイトキーがある事。

もう1つは____私達がやっているのは代理戦争ではなく……本当の戦争だという事。

タケルが朝、言っていた事は、まだ彼が本当の事を知らないのではないかと思う。

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____いよいよ複雑になっていく……

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