《71》 ページ25
いつものようにキヨカが私の隣に座ると私達よりもちょっと早めに来た人物が第1小隊の席で突っ伏していたのが見えた。
金髪なうえに羊の様な癖っ毛、紛れもなくヒカル君だ。
でも……何でここに？
キヨカ「起こす？」
A「起こすべきなの？」
キヨカ「……どうでしょうね。Aが起こしてきたら？」
いつも以上ににやりと笑うキヨカに嫌な汗が額から滲み出てきたが、ここで「嫌だ。」と言えば安易に誤解されて「やっぱりヒカルの事が好きだったのね。」と彼女に言われるオチなので素直に起こしに行く事に決めた。
近くだが、目の前まで来ると彼は制服を着ているのにもかかわらず、まだゴムで髪を結ってない事に気付く。
____何だろ……ヒカル君の髪に触れたい。
いつの間にか手は動いていて気付いた時にはもう、手遅れだった。彼の頭を無意識に撫でていたので起きてしまったのだ。顔を上げてキヨカを見ると彼女は笑いを堪えていた。
ヒカル君に気付かれたうえにキヨカに笑われるなんて……最悪……
ヒカル「君は何してるんだ。何で僕の頭を撫でる必要がある!?」
改めて彼を見ると私の手を払いのけてゴムで髪を結いながらこちらを睨んでいた。
ヒカル君を怒らせるつもりじゃなかったのにな……。起こそうとしたら無性にもふもふで気持ち良さそうな髪を触りたくなっちゃって……！
私はぺろっと舌を出して、
A「ごめんね。」
ヒカル「ふんっ……僕の髪を触るなんて行為は誰にも認めてない。」
A「そんなー！私だけでも許可してよー!!」
頼んでも彼は鼻を鳴らすだけで話に耳を傾けない。
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むむむーーー!!あの時のときめき返してよー!!!
そう、あの時____彼は私に一回だけ笑い掛けてくれた。決して、心からの笑顔ではなかったが……
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____人をどきどきさせておいて……信じられない！
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- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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籠。(プロフ) - 葉月さん» そう？ありがとう！///お姉さん欲しいよね！あまり居ないと悲しくなる…(´･_･`) (2013年10月29日 17時) (
レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» いやいや、龍はいい人だよ！私のリアはちょっと崩壊寸前…(^^; おぉ、良いね！私もお姉さん欲しいな！アニメの事話せる。リア友は…、うん、こっちもダンウォ見てる人全然居ない…。 (2013年10月28日 1時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» 別の視点になってるって感じてくれるなんて嬉しい！o(*^▽^*)o私は良い人ではないよ＞＜；；葉月ちゃん自身が私の妹だったらダンウォについて語れたのになぁ…；リア友とかダンウォ詳しく知らないらしいし…www (2013年10月24日 22時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» んー…確かにアニメに似るとアレかもだけど、龍のはアニメに程よく沿ってて、アニメの物語を別の視点から見れる感じだよね♪あ、それと、本当に龍は良い人だね〜！リア友に龍がいれば良いのになwww (2013年10月24日 0時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» そうかな…アニメと似ちゃってるから私的には自分の小説はどうなんだろうwって思ってるwwwそんな事ないよ！＞＜；；アドバイスさせて貰っただけでも嬉しいよ！/// (2013年10月23日 13時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：籠。 | 作成日時：2013年10月16日 22時
