《66》 ページ20
重要な事を忘れていた。今、愛棒はダウン中なのだという事を。
A「明日、ラボ貸してくれないかなぁ……」
ユノ「壊されたの?いいわ。サクヤに頼んでくる。」
A「今から男子寮行くの?」
ユノ「違うわよ。後で夕食の時に頼むの!」
彼女はそう言いながら立ち上がり、机に置いてあったミューゼをまじまじと見つめた。
ユノ「強そうな機体なのは確実ね。……ラボの方がいいかもしれない。」
言っている間に険しい顔つきになる。
やっぱ、ラボの方がいいのか……。こんなに重傷にされたの初めてでもう何をすればいいのか分からないや。
私も彼女のもとに向かい、同様に愛棒を見つめる。
____修理が終わったとしても私の腕が上がらなければ意味がない。
また、あの有り様になるのは確かだろう。
うーん……どうすれば……
A「もう、戻ってもいいよ?」
ユノ「そうね……。サクヤにこの子は預けとくから。ラボは第1小隊のものだし。」
A「お願い!」
ユノにミューゼを託して彼女は「もちろん!」と言って私の部屋から出ていった。
一応、扉を閉めて鍵を掛けておく。無断で私の部屋に入られるのは困るからだ。
ベッドの上でごろごろしているとまたもや扉のノック音。
____あれ……?何か言わないのかな?
私は違和感を覚えた。そして、それは嫌な予感に変わる。
私の部屋に入る時は誰もが声を掛ける。だが、扉の向こうにいる人は……ノックだけ。
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まさか……男子なの!?______
それは無いと思いたい。
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ガチャガチャッ……
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取っ手を何回も上げ下げする音で、私に恐怖という二文字が頭に浮かんだのだった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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籠。(プロフ) - 葉月さん» そう?ありがとう!///お姉さん欲しいよね!あまり居ないと悲しくなる…(´・_・`) (2013年10月29日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» いやいや、龍はいい人だよ!私のリアはちょっと崩壊寸前…(^^; おぉ、良いね!私もお姉さん欲しいな!アニメの事話せる。リア友は…、うん、こっちもダンウォ見てる人全然居ない…。 (2013年10月28日 1時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» 別の視点になってるって感じてくれるなんて嬉しい!o(*^▽^*)o私は良い人ではないよ><;;葉月ちゃん自身が私の妹だったらダンウォについて語れたのになぁ…;リア友とかダンウォ詳しく知らないらしいし…www (2013年10月24日 22時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» んー…確かにアニメに似るとアレかもだけど、龍のはアニメに程よく沿ってて、アニメの物語を別の視点から見れる感じだよね♪あ、それと、本当に龍は良い人だね〜!リア友に龍がいれば良いのになwww (2013年10月24日 0時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» そうかな…アニメと似ちゃってるから私的には自分の小説はどうなんだろうwって思ってるwwwそんな事ないよ!><;;アドバイスさせて貰っただけでも嬉しいよ!/// (2013年10月23日 13時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作成日時:2013年10月16日 22時