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普段、見せない憎々しい表情をスズネちゃんに向けた。彼女はびくっと肩を跳ねさせながらも平然を装い、口論を再開させる。
スズネ「私が一方的に話しても話は進まないやろ。……取り敢えず、タケルは不機嫌そうやし、後で相談に来てくれればそれでええ。……ええな?」
タケル「分かったよ。話せばいいんでしょ、話せば。」
口論が終わりに差し掛かろうとした時、ユノに手を掴まれて食堂を出る形となってしまった。その時に私が、壁に押し付けられる様にして、後ろにハナコ、左隣にキヨカ、前にユノ、隙間があるところに何故かキャサリンがくっついてきていたのを走りながら思い出す。
学校までスピードを落とさずに走ってきたので息があがる。現に心臓が締め付けられる様な苦しさなのだ。
考えてる余裕、無かったけど……タケル……いつもと違かった……
ユノ「はぁ……困ったわ、“解けて”ない。」
キヨカ「……そうね。愉しもうと企んで“解いて”ないのかしら……」
キャサリン「Aに変な虫つくの嫌なんだけど。」
ユノ「それもそうなんだけど、Aに対する欲が皆、大きい。」
キヨカ「我が物にしたいが為に日々、膨らんでいく……タロットカードの結果も最悪ね。」
いつの間にかCCMを持ちながら歩いている時にいじっていた。彼女の行動の素早さにはいつも驚かされる。
息を整えながら下駄箱で履き替えると、階段の手すりに寄り掛かって美都先生が待ち伏せしていた。そして、こちらに顔を向ける。
美都「灰原さん、“魔法”が“解かれる”まで貴方は女子寮から外出を禁止にするわ。明日からよ。女子寮から一歩も外に出ないように。」
“魔法”……“解かれて”ない……?一体、どういう事……!?
まだ、キヨカから聞いて無かった事を思い出す。
美都「その顔だと、まだ聞かされてないようね。教室に行って第4小隊から聞きなさい。」
A「はい。」
私達は教室へと向かった。
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____何か、薄暗いな……
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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籠。(プロフ) - 葉月さん» そう?ありがとう!///お姉さん欲しいよね!あまり居ないと悲しくなる…(´・_・`) (2013年10月29日 17時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» いやいや、龍はいい人だよ!私のリアはちょっと崩壊寸前…(^^; おぉ、良いね!私もお姉さん欲しいな!アニメの事話せる。リア友は…、うん、こっちもダンウォ見てる人全然居ない…。 (2013年10月28日 1時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» 別の視点になってるって感じてくれるなんて嬉しい!o(*^▽^*)o私は良い人ではないよ><;;葉月ちゃん自身が私の妹だったらダンウォについて語れたのになぁ…;リア友とかダンウォ詳しく知らないらしいし…www (2013年10月24日 22時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
葉月 - 籠。さん» んー…確かにアニメに似るとアレかもだけど、龍のはアニメに程よく沿ってて、アニメの物語を別の視点から見れる感じだよね♪あ、それと、本当に龍は良い人だね〜!リア友に龍がいれば良いのになwww (2013年10月24日 0時) (レス) id: 50e1fc8928 (このIDを非表示/違反報告)
籠。(プロフ) - 葉月さん» そうかな…アニメと似ちゃってるから私的には自分の小説はどうなんだろうwって思ってるwwwそんな事ないよ!><;;アドバイスさせて貰っただけでも嬉しいよ!/// (2013年10月23日 13時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:籠。 | 作成日時:2013年10月16日 22時