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《sugar》1.~義務~ 鵯 ページ4

シロア「取り敢えず、中へ入りましょうか。外にずっといるのも退屈でしょう?」

A「……退屈ってわけではないんですけど。」

シロア「でも、早く中へ入りたいのは……合ってるでしょ?榊さん。」

A「まあ……」

中に入る。
1900年代とは思えない程の気品溢れる校舎内。

A「綺麗……」

シロア「ここだけは現代式を取り入れているの。許可も取ってあるし。」

彼女がふっと笑みを漏らす。それだけここに色々と注ぎ込んでいるのだろう。
職員室と思われる場所を通り過ぎ、第2の下駄箱をも過ぎて、2階へと向かう。

シロア「2階は私が担任、司令官として統率する仮想国、“シャンティーイ”、ほとんどの世界を拠点制圧した“ノワゼット連合帝国”。そして、怪しい動きをし始めている“グロゼイユ”。……この3つの仮想国が隣々の教室にいるの。」

理事長____シャンティーイの担任兼司令官は3-2というプレートが掛けられている教室の前で立ち止まる。

シロア「もう少しここで待ってて。私がいいって言ったら入ってくる事。……いいわね?」

A「は、はい!」

____何か、あんまりパターン的に変わらないのね。つまんない……

.

.

.

.

.


シロア「入ってらっしゃい。」

A「はい。」

私は中に入り、ざっと何十人かいるのを確認して溜め息をついてしまった。

皆と仲良くなれるかな……?

シロア「彼女は、榊Aさんよ。仲良くしてあげてね。じゃあ、榊さんは……第1小隊だからシトロンさんの隣ね。」

華藤先生はシトロンと呼ばれたレモネード色の髪の子を手で示した。
私は、彼女の隣に座る。

シトロン「貴方が、Aちゃんなのね!宜しく!!」

近くで見てみるとレモネード色なのに毛先だけは薄い黄緑色をしていた。ライム色と言うべきだろうか。

シトロン「あ、珍しい?」

彼女が毛先をつまんで小首を傾げる。

A「うん。でも綺麗だよ!
セミロング可愛いっ!!」

シトロン「ふふっ、ありがと!Aちゃんも十分可愛いわよ?」

A「やだなぁ、お世辞なんて……!」

シトロン「お世辞じゃないわ!Aちゃんは可愛いわよ!」

.

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.

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本当、お世辞上手い事……!

《sugar》 鵺→←《Prologue》


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作品ジャンル:アニメ
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籠。(プロフ) - 愛ちゃんさん» こんな駄作でよろしければ!でも、私以外から見て、参考程度だと思える範囲までなら大丈夫です!o(^▽^)o (2013年11月20日 12時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
愛ちゃん(プロフ) - 最近自分も同んなじような話を浮かんでしまってパクるわけじゃないのでいいですか? (2013年11月18日 21時) (レス) id: 1ea4365fc7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:籠。 | 作成日時:2013年11月14日 0時

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