《sugar》鷁 ページ11
彼は食堂内をぐるりと見渡していた。私は彼に見つからないようにするにはどうすればいいか、考えていた。しかし、「いた!!」と指を差されてしまったのだ。
何でお兄ちゃん……まだここでは見つけないでよ。
心の叫びも虚しく、彼はこちらに駆け寄ってくる。
メイ「わわわ///アラタさんがこんなに近くにっ!!」
茹でダコの様に顔を赤くしてメイは彼を見るなり、話し掛けようと席を立って注意をひこうとした。
メイ「あっあの!アラタさ((アラタ「A!!来るなら教えてくれよ〜!」……」
ここで本当に会いたくなかったのに……!!皆見てるよ……
ちらと皆の反応を見ていると、いつもの彼じゃない行動に目が行っていたらしい。
A「お兄ちゃん……だって……」
アラタ「?」
彼は首を傾げてから「おう、シトロン、久し振りだな!」と彼女に声を掛けた。
シトロン「はーいはい。お久し振りですねー、アラタ先輩。」
アラタ「冷たいよなぁ……ヒカルに似て過ぎだろ。」
くすっと笑うとシトロンが、ガタンと音をたてて立ち上がった。
シトロン「ななな何言ってるんですか!?ヒカル先輩には彼女がいるんですから私が先輩に似てきちゃってるのはたまたまです!!」
噛みながらも必死で反論して、座った。
シトロン「うう……恥ずかしいっ///」
顔を手で覆う彼女。ほとんど食堂にいる人達がこちらを見ているのだから当たり前なのだが。
シトロン……ヒカル先輩の事好きなんだね……
A「アユちゃんは好きな人いるの?」
アユ「いないわ。」
メイ「いるくせに〜。」
アユ「いない。」
メイ「……本当にー?」
アユ「本当よ。いなくて悪かったわね。」
メイ「うーん……ま、いっか。」
____恋ってどんな感じなんだろうね……
.
.
.
.
.
???「____Aちゃん……か。」
続く お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←《sugar》鷄
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
籠。(プロフ) - 愛ちゃんさん» こんな駄作でよろしければ!でも、私以外から見て、参考程度だと思える範囲までなら大丈夫です!o(^▽^)o (2013年11月20日 12時) (レス) id: aa3c000fde (このIDを非表示/違反報告)
愛ちゃん(プロフ) - 最近自分も同んなじような話を浮かんでしまってパクるわけじゃないのでいいですか? (2013年11月18日 21時) (レス) id: 1ea4365fc7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:籠。 | 作成日時:2013年11月14日 0時