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"ショッピくん"そのあだ名に肩がビクついた
本当にやめろ来るな、そう思い視線を下に向ける
何故昨日フった相手と顔合わせなきゃならないのか、よく分からない
コネシマが腰に回した手をサワりと揺らした
ビクりとなり、顔を見上げるとニヤニヤした顔で見下ろしてきた
え…？？絶対楽しんでるよな
さっきまでの不機嫌さ何処行ったの？？
眉を潜め、コネシマを睨み生徒会の皆の方に顔を向けた
此方を意外だ、と思うような顔で見ていた
「コネシマ、お前本当に幼馴染なんだよな？」
シャオロンさんが怪しむ様な目でコチラを見ていた
本当に幼馴染なだけですよ、そう思いコネシマをチラリと見た
コネシマも此方をチラリと見てから肯定した
「せや、小学校からの幼馴染やで
大先生は知っとるよな？」
「…あーね、ノアちゃんとは何回か顔合わせたことあるわ
最近見掛けなくなっとったけど本当に綺麗になったな」
「鬱先生は昔と変わらないね
息をするように口説き文句言うんだ」
「いやん、そんな事言わんとってやノアちゃん
コレは癖やねん、癖」
冷めた目で見たらニコりと軽薄に笑われた
何してもヒラヒラ躱すんだよな
そう考えてたら屋上の扉が開いた
殆ど真上に居る太陽が雲に隠れ、影を帯びる
それと同時に私の心は、影の様にどんよりと成った
「……ぁ」
乾いた声しか出なかった
マズいぞどうする私
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作者名：東屋 | 作成日時：2023年5月21日 10時
