第27話 2日目の朝 ページ29
ピピピッピピピッ
控えめな音の目覚ましを止める。現在朝5時。うん、眠いね………
「…ん？」
なんか横が温かい………あ、そうだ昨日月島君が眠れなくて起きてたから俺の部屋で一緒に寝たんだった………
横を見てみると俺の方に顔を向けてスヤスヤと寝ている月島君がいた。
「確か生徒が起きるのは6時ごろだったな。寝かせておくか………」
月島君を起こさないように静かにベッドから抜け出し、ジーンズに白のTシャツという簡単な服に着替え1階に向かう。
「よし、まずは米をといで〜」
りょ、量が多いから大変だねこれ。……………よっし終わり！！………？階段を下りる音…誰か起きたのかな？
「「「あ、零さん！おはようございます」」」
マネの皆だった
「おはよ。まだ米をといだだけだから他の作ろっか」
「「「はーい」」」
こうして俺とマネによる朝食作りが始まった。味噌汁と卵とベーコンと簡単な野菜というあるあるな朝食。
机に準備している途中に6時になり選手たちを起こす時間になった。6時おきとか早いなぁ〜
「あとは私たちで続きやっておくんで起こしてきて貰ってもいいですか？」
「ん。了解。じゃあ行ってくるわ」
「「お願いしまーす」」
さて、何処から起こそうか………一番奥の音駒からでいいか。
「音駒の皆さーん？朝だぞー！起きてるか―？？」
うん。寝てるね。舞台で喉は弱ってないからね……？
「スゥ……もう朝で起きる時間になったぞ！！起きろお前ら！！！」
ちょっと声を低めにして大声で叫びましたよ。真っ先に起きたのはクロと夜久君。さすが3年生。
「2人は起きたな。もう時間だから他の部員も起こしてね」
「「う、ウィーッス…」」
これで音駒は大丈夫かな。次は隣の梟谷。
「起きろー………って、ほとんど起きてるじゃん、偉いなぁ。はよ赤くん」
「おはようございます零さん。でも、木兎さんが………」
コウか………あの手で充分だろ？？
「任せて。…………おいコウ。早く起きろ。じゃないと今日はトス上げてやんねえぞ」
「！！やだ！！困る！！………って師匠！！？？」
「おはよコウ。朝飯の時間だ。着替えて皆と一緒にリビングに来い」
な？効果覿面。と他の部員のほうに顔を向けると皆がありがとう！！って顔してた。どんだけ寝起き悪くて面倒かけたんだか……
「おう！わかった！！」
「ん。じゃーな」
さて……次は青城か……
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琉翔(プロフ) - 読んで頂き有難う御座います！ゆっくりな気まぐれ更新な僕ですがこれからもよろしくお願いします！ こんな所にですが作者のセリフを書かせて頂きました！皆様もどうぞご自由にお書き頂ければ嬉しいです！ (2017年12月15日 22時) (
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作者名：琉翔 | 作成日時：2016年10月9日 22時
