7話 ページ9
昨日のことがあってなかなか眠れず、欠伸を噛み締める。テレビでは通り魔事件の報道が流れていた。
香椎「俺達もでるぞ」
香椎隊長が入ってくるなりそう告げる。
古橋「マル被の凶器ってナイフでしょ？本庁の刑事が対応するんじやないんすか？」
香椎「ナイフだけじゃない。手に手榴弾を握りしめていたそうだ」
A「新宿の半グレから流れているんですか？」
香椎「だろうな。銃対、それとSATの狙撃班にも出動要請が出た。それと・・・」
隊長は言葉を切って、懐から一枚の紙をだし、ダンッと机の上に置いた。
速田「ついに出たんですね・・・！」
速田さんが喜んでるから喜ばしいことなんだろう。書類に目を通す。
A「これって・・・」
香椎「警察庁特殊急襲捜査班。うちも正規のチームとして、本日付で警察庁刑事局の指揮に入った」
A「指揮下に入ると厄介な気もしますが・・・」
香椎「まぁ、そうなるな。ただ、これである程度自由に動くことができる。準備が出来次第現場に向かうぞ」
隊員「了解！」
A「連続通り魔の人着は男性。右手にはサバイバルナイフの様な刃物、左手には手榴弾の様なものを握っている。年齢は30代、身長170cm程で痩せ型。グレーのスーツにネクタイは着用・・・」
隊長達が地下と地上を手分けして捜査してる。私は監視カメラから犯人の姿を探す。
A「ん？」
モニター内に青色のダウンジャケットを着た、見覚えのある男性が目に入った。
A「(あれは、神御蔵一號？何でこんなところに・・・)」
いや、駄目だ。今は捜査に集中しなきゃ・・・。無差別に殺しまくってるということは、大人数を殺したいと思ってるはず。地下には避難命令が出ているから、向かうなら地上の可能性が高い。
A「あっ・・・いたっ！」
モニター内に犯人の人着と一致する男性が北口出口に向かう所を見つけた。地図を広げ、位置を確認する。
A「北口出口を出たところに広場・・・確か今日はイベントをやってるはず。っ！ここなら！」
携帯を出しながら部屋を出て、北口の広場に走りながら隊長にかける。
香椎『どうした？』
A「隊長、北口広場だと思います。北口出口に向かうマル被を見つけました。私はそこに向かいます」
香椎『解った。俺もすぐに向かう』
A「あ、あと隊長」
香椎『何だ？』
A「例の彼も北口方面で見かけました。一応報告しときます」
香椎『わかった。・・・無茶はするなよ』
A「・・・了解」
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マナ - 雪華さん» こんにちは…聞いてもいいですか？ (2021年7月17日 10時) (
レス) id: 961826b387 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - M・Sさん» ありがとうございます！こんな作品を面白いと言ってくださって！頑張って更新していきます！！ (2014年6月8日 18時) (レス) id: 017fc2355a (このIDを非表示/違反報告)
M・S(プロフ) - すごく面白くて、一気に読んでしまいました！続きがきになります！続編頑張って下さい、応援してます！ (2014年6月8日 17時) (レス) id: f9726902e1 (このIDを非表示/違反報告)
愛歌(プロフ) - 続きが気になります♪更新頑張ってください！ (2014年6月6日 0時) (レス) id: 6931f89d5d (このIDを非表示/違反報告)
茉乃音 - 面白いです！これからも頑張ってください！！応援してます！！ (2014年6月2日 18時) (レス) id: 0d8e8f0117 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪華 | 作成日時：2014年5月20日 17時
