5話 ページ7
あの後怪我をしていた警察官の彼を病院に送り届けて、今は事後処理に追われている。
香椎「で、どうだ？事後調査は」
古橋「やっぱまだまだ後引きそうッスよ。あの連中。小銃と手榴弾、小遣い稼ぎで幾つか捌いてたみたいで・・・」
香椎「二次被害が出る可能性大か・・・」
A「もともと、何故彼らの手に武器が渡ったのかも、未だ不明確です。そちらについては妙な動きがあって・・・」
香椎「妙な動き？」
A「情報がおりてこないんです。聴取の内容が上のどこかで握り潰されているみたいで・・・。漏れ伝わってきた内容では、武器は“M”と名乗る人物から入手したと言ってるみたいですが・・・」
香椎「M？」
古橋「もう少し突っ込んで調べますか？」
オウムがえす隊長に古橋が筋トレしながら強気に言う。
香椎「まだ正規のチームとして動ける立場じゃないからなぁ・・・あっ、そうだ。あっちはどうなってる？」
遠回しに却下し、椅子に座りながら速田さんに話を振る。
速田「纏めてあります」
そう言いながら書類をわたす。
香椎「神御蔵一號、か・・・」
渡された書類を捲りながら呟く隊長。やっぱりというか、あのときの警察官に隊長は目をつけた。
しばらく書類整理を夢中でしている間に隊長と古橋さんが姿を消していた。
A「あれ？隊長達どこ行ったんですか？」
隣でパソコンを打っていた速田さんに尋ねる。
速田「あぁ。神御蔵一號を試しに行った」
A「早速ですか・・・。でも私も行った方が良かったですかね。危険が自分の身に迫るよりも、他人に危険が迫ってる時の方が実力を発揮しそうなタイプじゃないですか、彼」
速田「それなら問題無い。科警研の横川主任が協力している」
A「秋さんが？」
思わぬところで知ってる名前に反応して、思わず普段の呼び方をしてしまった。
速田「・・・知り合いなのか？」
A「えっ・・・えぇ、まぁ。いろいろと・・・」
横目で見てくる速田さんに、ハハハと笑って誤魔化してみた。
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マナ - 雪華さん» こんにちは…聞いてもいいですか？ (2021年7月17日 10時) (
レス) id: 961826b387 (このIDを非表示/違反報告)
雪華(プロフ) - M・Sさん» ありがとうございます！こんな作品を面白いと言ってくださって！頑張って更新していきます！！ (2014年6月8日 18時) (レス) id: 017fc2355a (このIDを非表示/違反報告)
M・S(プロフ) - すごく面白くて、一気に読んでしまいました！続きがきになります！続編頑張って下さい、応援してます！ (2014年6月8日 17時) (レス) id: f9726902e1 (このIDを非表示/違反報告)
愛歌(プロフ) - 続きが気になります♪更新頑張ってください！ (2014年6月6日 0時) (レス) id: 6931f89d5d (このIDを非表示/違反報告)
茉乃音 - 面白いです！これからも頑張ってください！！応援してます！！ (2014年6月2日 18時) (レス) id: 0d8e8f0117 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪華 | 作成日時：2014年5月20日 17時
