番外編：白雪姫と七人の王子様�� ページ11
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慎「それでお姫さんは誰を選ぶんだい？ダディ以外なら誰でもいいんだよ」
「え、きこりさんも？」
慎「勿論。お姫さんが選んでくれるなら幸せにすると誓おう」
「おお〜素敵！選ばないけど」
慎「選ばないんかーい！！」
健「俺の愛しのお姫様」
「わ！ビックリした。急ですね」
跪いたままだった王子の一人、健人王子が耐えきれなくなったのか白雪姫の手をとりました。
健「この世で一番幸せな女の子にするって約束するよ。だから俺を選んで？」
勝「ちょっと待った。健人くんを選ぶと王妃にならなきゃだから白雪姫の負担が大きいよ。その点俺は自由な身だから、気ままに過ごせるよ」
北「確か白雪姫は兄弟いなかったよな？女王になるなら俺が支えるよ。俺結構有能だよ」
聡「自然に囲まれた生活はいかが？2人で旅するのもいいかもね！白雪姫はなにしたい？やりたいこと全部やろ！」
風「お前みたいなお転婆姫の面倒をみてやれるのは俺くらいなもんだろ。大人しく選んどけって」
樹「そばにいてほしいな。幸せにすっからさ、俺のこと選んで？」
マ「君のために夢の中から出てきたよ！僕と2人で幸せな世界に行こ！」
ベルトコンベアーに乗せられたみたいに次から次へと手を取られ、プロポーズされた白雪姫は困り顔でお妃様にしがみつきました。
「お義母さま、私どうしたらいい？」
京「姫の心のままに選んだらいーの。白雪姫は誰と一緒にいたい？」
お妃様に優しく肩を抱かれ、困ったように手を差し出す王子たちを見ていた白雪姫は、少しの間手をさ迷わせて居ましたが、意を決したように1人の王子の手を取りました。
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作者名：38 | 作成日時：2022年8月4日 2時
