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勝「ねえ、コンビニ寄らない？」
「いーよ」
まあまあ混んでる夜の電車に揺られ学園の最寄りまで帰ってきた。隣を歩いてた勝利に声をかけられたので、2人でイケメンの群れを抜け出してきた。
「なに買うん？」
勝「決めてない」
「長くなりそうですな」
勝「Aは？なんか買う？」
「チョコクレープ買おっかなって」
勝「まだ食べんの？」
「いや明日のおやつ」
勝「ふーん」
「あ、コーヒーも買お」
勝「増えてんじゃん」
「コンビニ来ると買うもんめっちゃ増えない？」
勝「増える」
「だよねー」
会話しながら、適当に商品を手に取る勝利。ホント気ままに買い物してんな。
勝「Aそれ好きなんだ」
「うん。コーヒー買うんなら大抵ここの」
ブラックしか飲まないけど。
勝「俺も買ってみよ」
「カフェオレじゃなくていーの？」
勝「ブラック飲めるわ！」
「あれそーだった？」
勝「俺のことなんだと思ってるの」
「子供舌」
この間、ハンバーグ定食を嬉々として食べていたのを見逃さなかったゾ。次の日はオムライスだった。その次はカラアゲ定食だった。ここから導き出されるのはどう考えても子供舌じゃない？
勝「違うわ！」
「えーそーなの？」
勝「全然信じてないじゃん」
「まあ説得力ないし」
勝「なんでだよ」
「そろそろ帰る？門限やばくない？」
勝「あーそうだね。帰るか」
ダルそうに立ってるお兄さんにお会計してもらって、コンビニを出た。こっから学園は徒歩5分もないけど、門限までは多分10分きってるからなんとなく早足になるよね。
勝「ただいまー」
「ただいま」
聡「おかえりー！」
風「やっぱ勝利と一緒だったわ」
「なんの話？」
マ「健人くんがAくんが急にいなくなった！って心配してたの〜」
あ、そういえば、誰にも言ってかなかったっけ。
健「コンビニ行くんなら教えといてよー！」
「ごめん。言うの忘れてた」
健「まあ今日は勝利が一緒だったしいいけど、夜の1人歩きはダメだからね！」
「うん。肝に銘じます」
風「中島過保護すぎ〜」
勝「ホント心配症だよね」
健「こんな可愛いんだよ！？変な人に攫われたらどーすんのさ！」
いや無いでしょーよ……。
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竜司 - お話読みました！僕このお話好きです！続きが早く見たいです！！頑張って下さい！ (2021年3月2日 7時) (
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作者名：38 | 作成日時：2021年3月2日 3時
