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健「A、俺たちはコッチ」
風紀の皆さんには断られちゃったので、生徒会だけで学食にやってきた。食券買ったの初めて〜。とか興奮しながら他のメンバーがどこ座ったのか探してたら、健人先輩に声をかけられた。
ずっと一緒にいたのに、迷わず窓際に進んでくから、校内とは違ってここは全席指定なのか！？って着いて行ったら、ドアの前で立ち止まる健人先輩。
健「今開けるからちょっと待てて」
「開ける？ていうか、ここは一体？」
勝「ここ生徒会専用席」
聡「指紋認証でドアロック解除出来るんだよ〜」
「頑丈すぎません？」
健人先輩が解除してくれたドアから中に入れば、既に着席している風磨先輩とマリちゃん。
健「この区画は、何代か前の姫が食事くらい視線を気にせずしたいって言ったことで出来たらしいよ」
風「当時の会長が相当な金持ちだったらしいな」
「ひぇっ怖っ」
勝「だから、姫って呼ばれてるんだろうし」
話しながら風磨先輩の隣に座ったら、逆隣に健人先輩が座った。先輩らに挟まれるのちょっと圧があるな。
「軽率な発言には気をつけようと思いました」
健「えー俺はワガママいっぱい言ってほしいな？」
風「生徒会の未来はお前にかかってるからな、A」
「みたいですね･･･肝に銘じときます」
いただきます。と両手を合わせてご飯を食べ出す先輩方に倣って僕も手を合わせた。ちっちゃなことだけど、大切なことだよね。気にも留めずにやってるなんて素敵だ。
聡「あ、これ美味しい」
勝「へぇ。なにそれ？」
聡「レバニラ炒め」
マ「聡ちゃんセンス変〜」
聡「新しいものに挑戦してみようと思って！」
風「そんな変なメニューがあった事が衝撃だわ」
健「下の方に変なの固まってるよね」
風「マジか。全然みてなかったや」
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竜司 - お話読みました！僕このお話好きです！続きが早く見たいです！！頑張って下さい！ (2021年3月2日 7時) (
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作者名：38 | 作成日時：2021年3月2日 3時
