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Aside


HRが終わり、恋とはお家が逆方向だという事実に少しショックを受けたのも束の間。


大ちゃんには、LINEしてって頼まれたけどおどかせちゃおっていう
私のイタズラ心が出てしてしまい、正門で待っている大ちゃんの所へ向かおうとした。









「....好きです!」



、、おっ?





私の見間違いでなければ、あれは、大ちゃん?



しめしめ、、ちゃかしちゃろー!なんて思っていた私だったけど





大貴「ごめんね、俺好きな人がいるんだ」







大ちゃんの事は、何でも知っているつもりだった。




何よりもオムライスが好きな所も、人一倍おへそが苦手な所も。



可愛い顔して、実は筋肉が結構ある所も。







大ちゃんのその言葉を聞いて、告白したであろう女の子は駆け足で帰ってしまった。






A「ふーん、大ちゃんって好きな人居るんだ」






忍び足で大ちゃんに近づき、思えばこんな事を口走ってしまっていた。





大貴「お、おま!いつから居たんだよ!笑」




A「どこかなぁ、」




大貴「はぁ?笑 てかHR終わったらLINEしろって」




A「、、それで?好きな人、居るの?」




大貴「こら。人の話を聞きなさい笑」





そう言って、私の質問をはぐらかす大ちゃん。





コツ、と頭をされたかと思えば、"ほら、帰るぞー"なんて言って歩き出す。







A「(....何それ、好きな人居るんじゃん)」







隠し事はナシ!って、
お兄と大ちゃんと3人で約束、したはずだったのになぁ....




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作者名:sugar | 作成日時:2019年1月10日 15時

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