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大貴side
雄也「じゃ、有岡くんまた明日ねー」
入学式を終え、俺ら2年は帰宅。
いつもなら高木と一緒に帰ってるけど、今日は別。
"HR、終わったら教えて。正門で待ってるから一緒に帰ろ"
数分前Aに送った、LINE。
既読は直ぐについて、"ありがとう！"という文字の後に、了解のスタンプ。
前に、"これ大ちゃんに似てるー！！"なんて言って、必死にコイン貯めて買ってたっけ。笑
大貴「ってかHR中に携帯触ってんなよな〜...」
なんて独り言を呟いていると
「有岡先輩、！」
ふいに後ろから、俺の名前を呼ぶ声がした。
え、俺って後輩にもう知られてる感じ？
頭の中ははてなマークでいっぱい。
大貴「えっと、、俺、のことかな？」
「はい、！私、1年の佐々木って言います！この高校説明会の時部活紹介に出てた有岡先輩に一目惚れしてしまいました！好きです....！」
うっわー、、俺すっげ。
それにしても周りの視線が痛い。笑
大貴「うん、ありがとう。その気持ちはとっても嬉しい。けど、ごめんね？俺、好きな人が居るんだ」
優しいか冷たいかと聞かれれば、冷たく接してしまったのかもしれない。
「っ、ふふ、そうですよね、ごめんなさい。急に告白なんて、、でも、ずっと好きです」
そう言うと彼女は、ペコッと頭を下げて駆け足で行ってしまった。
大貴「、、はぁ」
「ふーん、大ちゃんって好きな人居るんだ」
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作者名：sugar | 作成日時：2019年1月10日 15時
