文スト×名探偵コナンある人の妹君の正体は… (ページ5)

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久遠寺（名前）は相変わらずだったページ5

なんか。イライラしてきた。
なぁにこんな女性は期待してないって訳？
それなら作戦変更。実力を見せつける。
私の配属グループぐらいは一通り覚えている。
写真を出されていたからね、先日に。一応、上の人で私に良くしてくれた人が後から私と同じグループに所属しているという潜入捜査している刑事と来て私のことを話すようだが…。此処は力だけ見せよう。暴力ではなく策略だ。
私は堂々とした歩き方である男の前に止まった。
周りの奴らには一切目を向けない動きだ。
周りは周りで焦っている。気配でわかる。この人はまぁまぁの地位、ってのは直ぐに解る。
だって…
『お久しぶりです、高梨刑事。いえ、警部…とお呼びした方がよろしかったかしら？』

この人は昔とずいぶん違う身なりをしていたから。

この人は私がいた頃は潜入捜査官の役についていたし、昇級の話があがってもそこにいたよね？裏を返せば現場に行けなくなる様な役職は好きでは無かったとなる。その人が何故、警部か？理由なんて簡単だよ…恐らくは写真でもを撮られてたんでしょう？そして、渋々と現場を卒業したのね。とさりげなく昔からいた事を私はワザと言った。

そしたら、ほぅらどよめく。

留めはコレだ
『そういえば…私とすれ違いで杏さんは此処を辞めたんですね？やっと此処まで来たのに…公安として会えなくて残念…。ああ、でも高梨警部から私が戻ったって伝えてくれれば良いか。』

高梨「え⁉何故、すれ違いと解ったんだね？」

『そんなの机をみれば誰でもで直ぐわかるよ。
机はまだ少し資料がある。これ、今日が提出日だよ？多分、此れを届けるのは高梨さんに任されたって感じ？大方、風邪かな？杏さんの癖って独特でその日の気分、体調次第でファイルの色を変えていくから。赤い時は大体熱が出る直前か出た後。で、杏さんの荷物は本当は本人が書類提出と一緒に片すつもりだったけど、熱が出てしまい貴方に書類と荷物を任せた。その証拠に几帳面な杏さんじゃ無い人が本人の私物をいれたと思われる段ボール。プラス中のスペースの使い方も、入れ方の法則も無い。相当熱高いんでしょ？旦那の貴方なら杏さんの私物に触れるのも問題は無いし、焦るのも早く看病したいから。杏さんったらこの季節良く風邪引いてたし…ね…？結婚してるのは直ぐに解った。左手の指輪はあんまり傷ついてない新婚さんって所？』