【ドラクエXI】カミュの愛した子 (ページ6)

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☆☆☆ ページ6

「早速神殿に向かうとしよう。デク、お前もくるか？」

そう言うカミュにデクは悲しそうに笑った。
その表情で分かった。
だってデクには大切な人ができたもの...。
その予想が当たりデクは言った。

「悪いけどいけないよ。店始めて私嫁さんできたね。それと、店もほっとけないね」

カミュはAと一緒に入ってきた女の人を思い出す。

「そういやお前昔から商売やりたいって言ってたもんな...わかったよ、嫁さん大事にしろよな...それじゃ、足がつかないうちに出発するか。

デク、世話になったな。達者で暮らせよ」

「アニキも元気でね。
あと、連れの人も...ワタシのぶんもアニキのことよろしく」

デクはイレブンさんにそう言うが少し寂しそうだった。
そして二人は話し出した。
南門は兵士だらけ。

「仕方ない。遠回りになるがデルカダールの丘の南の裏道を抜けてデルカダール神殿に向かうか...」
「そうだね」

『でもカミュあの先に広がるナプガーナ密林は迷い込んだら二度と出られない危険なジャングルって聞くよ...』

「...噂に聞く秘境ナプガーナ密林か。だが道はそれしかないんだ。上等だやってやるさ」

不安そうに言うと頭を撫でられてほほ笑んでくれた。
そして早速行こうと話しをして二人は足を進める。

すると、ミランダさんが家から出てきた。
そして私と目が合うと優しく笑った。

「Aちゃん...」

『デク...ミランダさん...ごめんなさい...』

「...Aちゃんが謝ることなんて無いよ。ワタシと嫁さんだって楽しかったよー。」

「そうよ...確かに寂しいけど...いつでも帰ってきていいからね」

『ぅ...デク...ミランダさん...！ありがとう！』

涙を堪えながら今まで世話になったデクとミランダさんに頭を下げて後ろを振り向きカミュとイレブンの元に駆け寄ろうとした足を一回止めて、また後ろを振り返る。デクとミランダさんは首を傾けたが、私は笑顔で言った。

『行ってきます！』

「「行ってらっしゃい」」

こうしてイレブンとカミュと新しい仲間Aが加わった。

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ひゃーーー！！やっとデクりん終わったー！！
「デクりんってなんだよ」
デクりんはデクりんだよー
「...」
無視は悲しいです！！

えー、こうしてやっと冒険に出ることができました
でも更新は不定期になります。もしかしたら途中で逃げ出すかも...
その時はちゃんと報告しますので安心して下さい(何が

これからよろしくお願いします！

ロロ