【ドラクエXI】カミュの愛した子 (ページ4)

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☆ ページ4

カミュは私にゆっくりと近づいてきた。

『…夢じゃない…？』

恐る恐る聞くとカミュは笑って抱きしめてくれた。

暖かい…

『お帰り！！カミュ！！』

私はギュっとカミュに抱きついた。

情けないことに涙も溢れ出てきてカミュの服を濡らしてしまった。

その間優しく頭を撫でてくれるから更に涙があふれた。

やっと会えた。ずっと...ずっと会いたかった...

『カミュ...っ...無事で良かった...』

「心配かけて悪かったな...」

『もう離れないでね...』

「約束だ」

そして落ち着くと、カミュがこれからのことを話してくれた。

脱獄したのはカミュで間違いなかったらしい。

もう一人の人は悪魔と呼ばれた勇者イレブン。

この人があの予言者の言っていた勇者…

目が合うと(フードでは半分しか見えないが)優しく微笑んでくれた。

『初めまして。私はAです。』

「さっきも言ったけど、イレブンです。よろしくね」

『はい！よろしくお願いします！』

勇者とお互い自己紹介をしてカミュの隣に戻る。

無事に再会できたがカミュは難しそうな顔をしていた。

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勇者喋っちゃったよ

やべーよものすごくヤベーよ！？

「お前の語彙力がヤベーよ」

おうふ((だって勇者喋らないのがいいって人もいますやん！

「夢だから何でもいいだろ」
おうふ←