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ﾎﾟｰﾝｯ
丸いものは天馬たちの足に吸い付いたように転がる。
それを違う人がとったり…
うむ
なかなか難しそうだ。
フェイ「見ただけてわかる？」
貴「まぁ、…この丸いものを手を使わずに取ればいいんでしょう？」
狩屋「これはサッカーボールだよ。」
貴「なるほどな。サッカーのためのボールか。」
松風「じゃあ、まずドリブルから！真っ直ぐに蹴るんだよ。」
貴「さっきの試合とやらでいい。」
松風「そう？」
貴「えぇ。」
私はボールを小刻みに蹴っているフェイに後ろから走って追いつく。
神童「は、はやい！」
貴「よっと！」
私はさっき狩屋がやっていたようにボールに向かってすべる。
これはスライディングと言うらしい。
しかしフェイは跳ねてボールを高く蹴った。
フェイ「A｡ボールまでジャンプするんだ。」
貴「跳ねればいいんだね？わかった。」
私は真上に高く跳ねた。
そしてボールを胸の当たりにポンッと当ててそのまま地面に着地。
ボールは足元にある。
ほぉう…なかなかできるもんだね、サッカー。
フェイ「やっぱりすごいね！A！スピードもバネもすごいよ！」
貴「そうかな？ありがと。」
神童「確かにあの足の速さには驚いた。」
剣城「この自然での生活の影響だな。」
貴「私にもっとサッカーを教えてくれないかな？」
松風「もちろん！！」
よし。
サッカーやるぞー！
夕方になった。
私達はサッカーを止めて、集落に戻ろうとしていた。
「ﾜｫｵｵｵｵｵｵｰｰｰﾝｯ！！！！」
ウルフ《姉貴！！レーゼルの声だ！！》
貴《ウルフ先に走れ！》
ウルフ《わかった！》
西園「ど、どうしたの？」
貴「みんなはゆっくり来ていい！ここを真っ直ぐ！私は先にいく！」
私は全速力でレーゼルの元に、走った。
何があったの
レーゼル？
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作者名：瑠姫（フィリア） | 作者ホームページ：
作成日時：2017年5月18日 16時
