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翌日早朝
シャル《起きろ、A》
貴「……んぅ？？………」
《シャル…？》
シャル《お前たちを会議まで連れていく…。》
貴《！…ほんと！》
シャル《もうすぐに出発する。人間どもを起こしとけ。》
貴《分かったよ！》
私はみんなを急いで起こす。
大声で叫んでも数人はなかなか起きない……
やっとのことで起こして私はみんなと外に出る。
シャル《準備は出来ているな。行くぞ。》
貴《うん。》
ウルフ《俺も準備ばっちりだ！》
貴「みんな、これから長い距離を移動するから。しっかり着いてきて。」
私達は会議の集落へと移動を始めた。
神童「どこへ行くんだ、A？」
貴「これから今回のことを種族の長の会議で話に行くんだよ。それと……私たちにそれを任せてほしいって頼みに行くの。」
天馬「俺達のこと？」
貴「うん。…あいつらを倒すにはサッカーが1番なんでしょう？」
天馬「もしかして、Aも来てくれるの？」
貴「もちろんよ！」
信介「Aが来てくれたら百人力だね！な！剣城！」
剣城「そうだな。でも、まだ素人だ。」
天馬「Aならすぐ強くなるよ！絶対！！」
貴「ありがとう。」
緊張しているのかな…
少し震えている……
まだ見たことがない場所へ行くから？
森を出ていくから？
楽しみだけど……
少しだけ…怖いと感じる…
霧野「震えてるけど、大丈夫か？」
貴「大丈夫よ。…」
霧野「本当か？無理はしない方がいいぞ。」
貴「……えぇ。」
霧野「俺たちと来るってことは…この森を出るってことだよな？」
貴「そうね…。そうなるわ。」
霧野「多分ここでの生活と一変すると思うぜ！！」
貴「？？？何かあるの？」
霧野「そうだなー…例えば火とか！今はどうやってる？」
貴「石を擦ったり、木屑で燃やしたりしてるわ！ちがうの？」
霧野「あぁ！こっちは１回ボタンを押すだけて火が付くぞ(ﾄﾞﾔｯ」
貴「そんなことができるの！？」
続く (更新停止中)
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作者名：瑠姫（フィリア） | 作者ホームページ：
作成日時：2017年5月18日 16時
