アレン・ウォーカー誕生際!! ページ41
リナリー「Aっ!」
不意に、修行中リナリーに声を掛けられた。
何の用？という目を相手に向けると、リナリーは慌てた様子でこう言った。
”アレン君が、怪我をｯ!”
──
リナリー「アレン君っ、大丈夫!?」
ラビ「…右腕を骨折……俺が付いていながら…ごめんなぁアレン〜…」
アレン「あはは、大丈夫ですよリナリー、ラビ」
アレンの病室には、僕を含めて四人+一人がいた。一人とは氷牙の事だ。
御決まりのメンバーだが、神田はいない。
何故かって？”任務があるから”だと。
仕事熱心だよな、神田。
どうやらアレンはラビとの任務でイタリアに行ったらしい。
しかし、
イノセンス&適合者持ち帰り途中にイノセンスを狙って来たおぞましい程のAKUMAに襲われ、
適合者を護って右腕を骨折したようだ。
リナリー、何故僕を呼んだ。
…まぁ、俺なら護らないでそのまま放置する。
適合者なら自分で戦ってほしいよね。
…戦闘向きのイノセンスなら。
氷牙「それにしても災難だねアレン」
人型になっている氷牙はアレンを見ながら笑う。
氷牙「今日、誕生日なんでしょ？？」
「「「 ……。 」」」
アレン「…大丈夫ですよ、仕方の無い事です」
そう言っても皆納得してないようだ。
俺は良いと思うんだけどなぁ…本人が言ってるんだし。
リナリー「…絶対にパーティ開くから！
ラビ、A、氷牙、来て！」
ラビ「!…わかったさ！」
そう言って走って病室を出ていくリナリー。
それに付いていくラビ。
氷牙「…またねアレンw」
”やっぱ開くんだ”と笑う氷牙もイノセンス型に戻って俺の掌の中に入った。
アレン「あ、はい。また…」
皆が急いで出ていったことに驚きながらも笑って返してくる。
「…仲間想いなんだねリナリー」
アレン「…はい、”年に一度しか無いんだから”って思ってるんでしょうね」
「…ま、気長に待ってると良いよ」
そう言って病室を出ていく。
アレン「貴女も仲間想いですよね。ロード達の事を…。いや、御人好しっていう言葉の方が合ってるのかも。
……ノアに拾われた子…か。
そろそろ僕も寝よう。おやすみティム」
そんなアレンの一人言は聞こえなかった。
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時雨 - 凄く面白いです！続き楽しみに待ってますね(*^^*) (2016年12月5日 18時) (
レス) id: bb18c895b3 (このIDを非表示/違反報告)
ろれふ(プロフ) - はい！happy birthday!!おめでとうです！応援ありがとうございます!!漫画を返して貰えたら書きますので！宜しくお願いします！ (2016年6月8日 2時) (レス) id: 336b710913 (このIDを非表示/違反報告)
さきみょる(プロフ) - 神田Happy Birthdayですね！！これからも更新頑張ってください、応援してます！ (2016年6月6日 22時) (レス) id: 003deabf0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅夜 | 作成日時：2016年5月17日 21時
