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「ん……ぁ、」
目を開けるとアレン達の顔。
氷牙は、イノセンスに戻っていた。
アレン「おはようございます、Aさん」
「…は？」
何で名前しってんの。
リナリー「私が、教えたの…駄目だった？」
「………別に。でも、教える意味は？」
リナリー「仲間になるから、かな」
ラビ「お前、ノアじゃないんだろ？聖跡ねぇし」
「…ノアじゃないよ、けど、仲間になるって?…嫌だね、スキンを殺したお前らに、お前らの仲間を殺した俺達に、…仲間になれって？」
バッカじゃないの。
ポツリと皆に向けて呟く。
アレン「…確かに、貴方達に仲間になれというのは可笑しいかもしれません。
裏切るのも辛いでしょう」
…。
アレン「ですが、僕らはエクソシストだ」
アレン「あの人たちを、倒さなければいけない」
「…」
アレン「…あなたには、友達が居る。その人たちが殺されても良いんですか？あんなに大切に思っていたじゃないですか」
「…いないよ、此処には」
この世界にはね。
アレン「…居ない？」
「…友達は居るけど、此処には居ない」
ラビ「…違う国か？」
「日本」エクソシスト「!!」
ラビ「そんなんもう死んで─」
「ないよ、死んでない。…日本だけど、此処じゃない」
ラビ「(…日本だけど、此処じゃない……つまり…)違う世界…なんてな」
「……」
応答しない。正解だから。
何で教えてんだろうなぁ。
ラビ「異世界の人物ってことか？お前は」
「……」
ラビ「…マジかよ…アレン!!コムイに後で伝えとくさよ！」
アレン「ｯ、わ、わかりました…」
アレン「…その、どうやって来たんです？」
「せ……」
千年公
いって良いのだろうか。
裏切りにならないか。
……。
「答えられない」
アレン「そうですか…でも、何かから来たってことは………
貴方の世界に、AKUMAが行くかもしれない。
そんなことがあったら───
──…貴方の友達が、皆、皆…」
死んでしまう。
「…」
千年公は、俺があの世界に飽きたことを知っている。
だから、送っても、別に…。
そう、考えてるかもしれないってことか？
……
でも、信じるよ。
エクソシストになれば、AKUMAに会える。
「…良いよ、なってやる」
そして、AKUMAに会ったら伝えてもらおう。
待ってる、って。
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時雨 - 凄く面白いです！続き楽しみに待ってますね(*^^*) (2016年12月5日 18時) (
レス) id: bb18c895b3 (このIDを非表示/違反報告)
ろれふ(プロフ) - はい！happy birthday!!おめでとうです！応援ありがとうございます!!漫画を返して貰えたら書きますので！宜しくお願いします！ (2016年6月8日 2時) (レス) id: 336b710913 (このIDを非表示/違反報告)
さきみょる(プロフ) - 神田Happy Birthdayですね！！これからも更新頑張ってください、応援してます！ (2016年6月6日 22時) (レス) id: 003deabf0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅夜 | 作成日時：2016年5月17日 21時
