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「……あれ、そういえば僕の場合何処から血が出るんだろう？やっぱ手かな？」
リナリー「Aｯ…」
そう思っていると、胸が痛くなってきた。
「…うっそ、そこからｯ？」
ﾌﾞｼｭｯ
「「「!!」」」
皆を驚かせてばっかなのは悪い。
悪いと思ってるよ？←
胸と両手首から出血した。
この血がイノセンスになるのだ。凄い。
ラビとブックマンはそんな僕の事を良く見て、記録しているのだろう。
ラビは焦ってるけど。
出血が止まると、ﾊﾟｷｯ、と血の中からあの時のオブジェが出てきた。
そしてﾆｭｯ,と首を近付けてきて、見詰めてきた。
「…氷牙、なるべくこの傷は見えないように消してほしいんだけど、出来る？」
目の前の氷牙に触れた。
傷とは、十字架の形をした、THE、エクソシスト!って感じの傷だ。
痛々しいわ流石に。
そう思っていると氷牙は手首に近寄り、赤と水色のブレスレットとなった。
固すぎず、柔らかすぎず、心地良い。
赤は血、水色は氷牙の色だろう。
それが両手首に付くと、目の前のオブジェはなくなった。
「…アレ、氷牙……胸のは？」
氷牙「胸のは守護用のだから大丈夫だよ」
…え？
「「「うわぁっ！？」」」
アレン「え、ブレスレットになったんじゃ…」
氷牙「水色は僕だからね！ほら、ブレスレットの水色抜けてるでしょ？」
アレン&リナリー「本当だ…」
確かに、赤と水色が交差していたブレスレットの水色部分が無くなっている。凄い。
「何が出来るようになったの？」
氷牙「創造」「……え？」
創造なんて、剣とか出したし、今まで通りじゃない…？？
氷牙「…じゃあちっちゃい竜創造してみて！」
「小さい龍？……」
緑色の、体より手足が小さい、小さい龍。
角が二つで…───
そう想像すると、ﾎﾟﾝｯと煙が現れ、目の前に何かの気配を感じた。
神田の頭の上に、何かが乗っている。
神田「…重ぇんだよ！」
そう言って乗っていた物を地面に叩き付ける。
すると目の前には
「俺が想像したのとそっくりさん！」
氷牙「でしょ！？」
すげぇ。とか周りが言っている。
氷牙「これはイノセンスの力を持ってる。けど、想像したのを出せるのは一体呑み。
出したら僕、剣とかは使えなくなる。
ご主人のイノセンスは僕から出した物に変わる。出した物が限界になると僕が使えるよ。
ご主人は赫子があるから自分の身は自分で守れるよね」
「守れるよ」
氷牙「なら大丈夫でしょ」
そう言って笑った。
周りは駄目だこれは、と苦笑していた。
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時雨 - 凄く面白いです！続き楽しみに待ってますね(*^^*) (2016年12月5日 18時) (
レス) id: bb18c895b3 (このIDを非表示/違反報告)
ろれふ(プロフ) - はい！happy birthday!!おめでとうです！応援ありがとうございます!!漫画を返して貰えたら書きますので！宜しくお願いします！ (2016年6月8日 2時) (レス) id: 336b710913 (このIDを非表示/違反報告)
さきみょる(プロフ) - 神田Happy Birthdayですね！！これからも更新頑張ってください、応援してます！ (2016年6月6日 22時) (レス) id: 003deabf0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅夜 | 作成日時：2016年5月17日 21時
