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その後、救助活動が行われた。
アレン達は休み、徐々に回復していった。
科学班は約半数の研究員を失い、その他の班を含め被害も大きかった為、本部は暫く機能を失ったように静かだった。
そんな本部の訓練場は騒がしかった。
僕が氷牙と組手をしようとか考えて訓練場に来たら、ジョニーやアレン達がいたのだ。
アレンと神田は殴り合っていた。
ラビ「んで?ジョニーは何しに来たんさ?……ってアレ?Aじゃん、おはよー!」
「はよ、馬鹿兎」
ラビ「何でAまでそのアダ名!?」
「イノセンス持ってないのにAKUMAに挑んだからだよ」
ラビ「ッ、…そ、それは言い返せねぇ…」
ジョニー「…僕はラビと神田とアレンの団服の採寸に来たんだよ」
ラビ「え、ジョニー仕事してんの!?」
「流石、ラビとは大違いだ」
ラビ「ちょっとそれ失礼じゃねェ!?」
「本当の事だろ」
ラビ「ちょっとォ!?」
”調子崩すの止めてくれさこの策士!”
そう言われた気がするけど知らないふり。
ジョニー「…。…おーい、アレン、神田ぁ〜」
ジョニーが声を出して呼ぶが二人は止めない。
バッキンボッキンゴッドガッ
マリ「コラ!いい加減にしろ!」
マリがそう言うと二人は渋々戻ってくる。
ラビ「絶対言っちゃ駄目さ!…特にじじいには。……さて、行くさ〜♪」
そう手を引っ張って連れてかれるのは慣れたので、抵抗はしないでおく。
何故わざわざ俺なのか、なんて考えつつも。
ブックマンだから、その感情を我慢してる。
「(…弄るの面白いな)」
【面白くないよご主人。ラビの気持ちも考えてあげてよ…】
「(えー、だって敵だし)」
【敵が好きになってくるってのも漫画とかでよくあるじゃん】
「(俺彼奴の事そんな目で見てないし、コイツ僕の事好きなの?)」
【そりゃそうだけど…って知らないよ!】
「(恋愛脳だな)」
【ちがうよ!油断して襲われたらどうすんの!】
「(そしたら僕ぶちのめすし!……それに…)」
【…どうしたの?】
「( 僕は、、喰種だから )」
実際人間とは無理だったよ、カイ。
僕が初めて好きになった人間。
【……カイは嬉しがってるよ】
…そうだと良いね、
婦長「そこの仕事中毒者とエクソシスト5名、だあぁあれが病室から出て良いと言ったの?」
ギクッ,
そう僕は、怯える皆を見て笑った。
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《ねぇ、何でカイを知ってるの?》
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時雨 - 凄く面白いです!続き楽しみに待ってますね(*^^*) (2016年12月5日 18時) (レス) id: bb18c895b3 (このIDを非表示/違反報告)
ろれふ(プロフ) - はい!happy birthday!!おめでとうです!応援ありがとうございます!!漫画を返して貰えたら書きますので!宜しくお願いします! (2016年6月8日 2時) (レス) id: 336b710913 (このIDを非表示/違反報告)
さきみょる(プロフ) - 神田Happy Birthdayですね!!これからも更新頑張ってください、応援してます! (2016年6月6日 22時) (レス) id: 003deabf0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅夜 | 作成日時:2016年5月17日 21時