103 ページ22
そんな事が起こった次の日。
ｻﾞﾜｻﾞﾜと煩いところがあった。
僕はそっと近寄って、看板を見る。
【…科学班以外立入禁止……ね】
「…お、あの時の卵だ。此処にあったのか」
氷牙が看板を読んでるのを聞いてから目の前を見る。すると光輝く方舟での卵。
方舟から出したんだね。
そう思っていると
ラビ「なんだなんだ？…ってAじゃん！おはようさー！」
アレン「Aさん、おはようございます。…科学班以外立ち入り禁止？」
リーバー「お！おはよーさん！」
「…はよ。…目の前見てみ」
「「!!」」
アレン「あれは…生成工場の卵!?」
長いよ。卵で良いじゃん卵。
アレン「方舟から持ってきたんですか？」
ラビ「調べんの？」
リーバー「まぁな。アクマの情報を得られるまたとないシロモノだ」
…そう言うアンタは目の隈大丈夫？
とか考えたりしてる。
ラビ「それより早く俺の槌も直してくれよー…」
リーバー「そうしてやりたいのは山々なんだがなー…過労で倒れてく奴が多くて人手不足でさ。…これ終わったら直ぐにやるから」
アンタも倒れそうだよ。
【少しは休んでほしいねぇ！】
アレン達はリーバーと少し話をしていると、書類を持ったリンクが来てアレンを呼ぶ。
アレンが朝御飯を食っていないのがわかっていたのか一度食堂に戻るらしい。
ラビ「Aも行こうぜ？」
「……なぁ」ラビ「ん？何さ？」
「……いや、何でもねぇ」
ラビ「そう？んじゃあ行こうさ！アレン！待ってくれー！」
ｸﾞｲｯと僕を引っ張るラビ、いきなりの事で抵抗できず一緒に走らされる。
一度、走ってる途中に後ろを振り向いて“いないか“を確認する。
……まだ、いない。
アイツラ独特のオイルの匂いがしない。
まぁ、いてもいいんだけど。
リンク「ウォーカー！君は15歳なんだからもっと野菜を摂取するべきだ！」
アレン「リンクこそケーキばっかり食ってるじゃないですか！」
ラビ「お前ら二人とも朝から重ぇよ」
ブックマン「…若いの」
二人の頼んだ食材に苦笑するラビ。
冷静にツッコミをする。
……良く食べれるなあんなの…。
ラビ「…Aは食べないんさ？」
「要らない。…ラビは？」
ラビ「俺はもう食べたさ」
…早いな。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 74人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「トリップ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
時雨 - 凄く面白いです！続き楽しみに待ってますね(*^^*) (2016年12月5日 18時) (
レス) id: bb18c895b3 (このIDを非表示/違反報告)
ろれふ(プロフ) - はい！happy birthday!!おめでとうです！応援ありがとうございます!!漫画を返して貰えたら書きますので！宜しくお願いします！ (2016年6月8日 2時) (レス) id: 336b710913 (このIDを非表示/違反報告)
さきみょる(プロフ) - 神田Happy Birthdayですね！！これからも更新頑張ってください、応援してます！ (2016年6月6日 22時) (レス) id: 003deabf0a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅夜 | 作成日時：2016年5月17日 21時
