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「…怪我はしてない？」
暫くしてから二人に追い付いた。
雑魚が鬱陶しくてね。
リート「うん！ありがとう！」
スーザー「…助かりました」
片手に銃を持ってるスーザー。
…ｶﾞﾀｶﾞﾀと手が震えている。怖かったのか、それとも…。
スーザー「そ、それより、あの化物から隠れるぞリート!!」
リート「?……でも遠くに…」スーザー「良いから！」
リート「わ、わかったよ父さん…」
…化物、ね。元は人間なのに。
俺は二人についていく。
すると親子は廃墟のような所に入っていった。
外見は結構危ないと思うんだけど、案外丈夫に作られてる。
リート「此処で大丈夫なのかな？」
スーザー「き、きっと大丈夫。見つからないぞ」
リート「…うん」
子供より大人が怖がってる。
普通逆だろ。……ま、そんなもんか。
それで、俺のすることは、
「リート、ちょっとおいで」
リートを呼び、此方に来させる。
リート「?…わかった！」
予想通り走って来る。
「よし、…ねぇ、スーザーさん」
僕はリートを抱き抱え、スーザーを呼んでこう言った。
「──…いや、AKUMAと言うべきかな？」
スーザー「!?…何故…」
「何となくだよ。…本当の姿、現せよ」
何となく、というか未来予知なんだが。
それ以前に思考が可笑しい。
隠れるのは良いけど、何で廃墟？
何で、わざわざ周りに人が居ないところに？
助けを求めるところなのに、通報とかするところなのに、どうして人が居ないところに来たんだ。
そう思った。
…元々思考が可笑しいなら仕方無いが、警戒しといて損はない。
それを証拠に、ほら。
スーザー「お前ｯ」
スーザーは人間の姿じゃ無くなった。
…狼のような形で二足歩行。
…。
「リート、少し眠ってな」
俺はリートを気絶させれば、寝そべらせる。
此処に置いてちゃ危ない？
大丈夫。闘わないから。
俺は盗聴器を全て壊した。
「俺は闘う気なんてない。…只、千年公に伝えてほしいんだ」
スーザー「伯爵様に!?何でエクソシストのお前が伝言を俺に頼む！殺す癖に！」
…。
「…俺の名前はA。千年公の家族…んで、伝言は」
勝手に進めると伝言を伝える。
スーザー「…お前が、あの…」「そうそ、…速く逃げろよ、来ちゃうから。じゃあな」
スーザー「…あぁ、了解した」
スーザーはリートを連れて去った。
…食われるのかな、彼奴。
…暫くしてからアレン達が来て、解決した、ということで帰った。
──俺はずっと、待ってるからな。皆を。
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時雨 - 凄く面白いです！続き楽しみに待ってますね(*^^*) (2016年12月5日 18時) (
レス) id: bb18c895b3 (このIDを非表示/違反報告)
ろれふ(プロフ) - はい！happy birthday!!おめでとうです！応援ありがとうございます!!漫画を返して貰えたら書きますので！宜しくお願いします！ (2016年6月8日 2時) (レス) id: 336b710913 (このIDを非表示/違反報告)
さきみょる(プロフ) - 神田Happy Birthdayですね！！これからも更新頑張ってください、応援してます！ (2016年6月6日 22時) (レス) id: 003deabf0a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅夜 | 作成日時：2016年5月17日 21時
