5歩目 ページ6
「あ、御断りします」
? & ?2 「「…へ？」」
間抜けな声を出す目の前の相手に眉をひそめる。
当たり前だろ、まだ死にたくないよ。
「自分で抜け出すんでもう良いですよ、さよなら」
そう言えば4mちょいの落とし穴の壁に手を掛ける。
二人の視線を感じながら土の壁を登る。
4mも跳べる超人ではないのでね。
?「ま、ままま待て！！崩れたら死ぬぞ！？」
?2「手も汚れちゃってるじゃないか！」
「へーきへーき、です」
心配してくれてる二人を横目にある程度登れば足に力を込めてジャンプする。
脚力に耐えられなかった土は落とし穴を埋めていく。
真っ白しろすけの言う通り、下手したら死ぬなコレ。
?「…こりゃ驚いた。助けを求められ俺達の願いが叶う筈が…」
?2「やっぱり安直な考えだったね鶴さん」
?「また出直すとするか」
違う作戦が必要だと考え込む真っ黒くろすけ。
頭を掻きながら溜め息をつく真っ白しろすけ。
どうやらまた出直されるそうだ。
だが私は彼等が去る前に、真っ黒くろすけを肘でつついた。
?2「！？…な、なんだい？」
相当集中していたのか私に気付かなかったようだ。
私は汚れてる手で触れないようにしながら笑顔を浮かべて真っ黒くろすけに話し掛ける。
「お腹空きました」
?2「…えっ？」
またもや間抜けな声を漏らす真っ黒くろすけ。
真っ白しろすけもポカンとしている。
空気読めてない発言だったのは知ってる。うん。
「落とし穴に嵌められた挙げ句、無茶な御願いで脅されて……そんな私に御詫びはないんですか？
ほら、ご飯作ってください」
?「そっ、れは無茶振りじゃないか！？」
?2「つ、鶴さん落ち着いて…。……え、っと…『ご飯を作る』、そんなので良いのかい？」
「手作りご飯をそんなのと言うな」
"私の家では手作りご飯なんて給食以外なかったんだぞ！馬鹿にするな！！"、と喚けば可哀想という視線送られた。
悲しいから止めてつかぁさい。
?2「要望は何かな？」
「食える物なら何でも大丈夫ですよ！
私もある程度は手伝うので行きましょう！」
?2「…手伝う？」
?「珍しい事を言うもんだなぁ…」
「『働かざる者食うべからず』、ですよ。
ほら行きましょう真っ白しろすけ様、真っ黒くろすけ様」
「「真っ白しろすけ！？ / 真っ黒くろすけ！？」」
その後ちゃんと自己紹介されました。
真っ白しろすけ＝鶴丸国永
真っ黒くろすけ＝燭台切光忠
鶴と燭台でした。
刀知らないから全くわかんねぇわ←
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ルーク(プロフ) - 更新されるの楽しみにしてますね！ (2018年4月10日 10時) (
レス) id: e924ffbebc (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - 刀剣乱舞昨日始めた始めたばっかりなんですが三日月宗近が２振来たんですが運が良いんですかね？ (2018年4月10日 10時) (レス) id: e924ffbebc (このIDを非表示/違反報告)
日影(プロフ) - これからもこの作品楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2018年1月3日 17時) (レス) id: 314761d269 (このIDを非表示/違反報告)
日影(プロフ) - 初太刀鶴さんって凄いですね！私は刀剣乱舞運営開始日からやっていて、初太刀は鶯丸です(｀･ω･´)ドヤァ←三日月は鶯丸の次に来ました！私も初大太刀は蛍ちゃんです！私はあと、千子村正のみ来てくれれば刀剣全員揃うんですけどね…頑張りましょう！ (2018年1月3日 17時) (レス) id: 314761d269 (このIDを非表示/違反報告)
夕暮ノ穹 - 最高に面白い小説見つけました(θωθ)これからの展開を楽しみにしてます!! (2017年9月24日 20時) (レス) id: 47db33e843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅夜 | 作成日時：2017年9月4日 3時
