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その後、このメンバー以外の前では私を『主』と呼んではいけない事を三日月に教え、敬語も解けた。
三日月いわく、『燭台切や鶴には敬語を解いているのだろう？なら俺にも解いては良いのではないか？』だそうだ。
「それじゃ、宜しく」
三日月「あぁ、────必ず、アイツを」
「わかってる」
必ずアイツを追い出す。
人にした事は自分に返ってくるのだから。
見送りながら思う。
燭台「…あ、そろそろ夕餉の支度しないとだ」
鶴丸「おっ、今日の夕餉はなんだ？」
燭台「…まるで毎日食べてる風に言うね」
鶴丸「はは、悪い悪い。
でもこれから主がいる間は食べられるんだろ？
折角だ、俺も手伝うぜ」
燭台「えっ、鶴さんが？…変なの入れないでよ？」
鶴丸「おいおい、俺をなんだと思ってるんだ光坊！
驚きは大切だぜ！！」
燭台「やっぱりか…」
そんな平和な会話をしている二人を見て、言葉を聞いて、
悲しくなったのは言うまでもない。
私は立ち上がり二人に言った。
「私も手伝う」
燭台切 & 鶴丸
「主 / きみ は休んで て / ろ」
「 …。」
バッと振り返られ即答された。
ハモってますよー、仲良しか…。
悲しい←
それより私は思い出したのだ、気絶した原因。
手入れしたからじゃない、もっと前の、
手入れした原因。
「夕餉より短刀達の手入れが先じゃね？」
燭台「…そうしたいのは、」
鶴丸「山々なんだがなぁ…」
「えっ？」
二人はそう言うと、じとりと私を見た。
戸惑っていれば鶴丸は溜め息を吐き言ったのだ。
鶴丸「きみは手入れ初心者だから仕方無い事だが…、
きみは倒れたんだぞ？
今日はもう休んで、明日にやるべきだろう」
「…そうでした」
鶴丸「…きみは馬鹿なんだな」
「馬鹿とは酷い！姉のが馬鹿だ！！」
鶴丸「アイツは愚者だろう」
「あっ、ハイ」
私は馬鹿、姉は愚者。
『こんな姉妹は嫌だ！』に出場でもするか。
いやそんなのないんだけど。
「…んじゃあ、ご飯楽しみにしてる」
燭台「！うんっ、主の為にも美味しいの作るよ！」
鶴丸「夕餉でも主に驚きを届けてやろう」
「はいはい。待ってる」
二人が去った後、二人の言葉を思い出し頬が緩む。
『休んでて』、『主の為にも美味しいの作るよ』。
休んでて、なんて彼奴等にも言われた事はない。
主の為にも美味しいの作る、もそうだ。
手作り料理なんて作ってもらった事さえなかったし、
"私の為に"なんてもっと…。
嬉しくて堪らなくて、私は笑った。
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ルーク(プロフ) - 更新されるの楽しみにしてますね！ (2018年4月10日 10時) (
レス) id: e924ffbebc (このIDを非表示/違反報告)
ルーク(プロフ) - 刀剣乱舞昨日始めた始めたばっかりなんですが三日月宗近が２振来たんですが運が良いんですかね？ (2018年4月10日 10時) (レス) id: e924ffbebc (このIDを非表示/違反報告)
日影(プロフ) - これからもこの作品楽しみにしてます！更新頑張ってください！ (2018年1月3日 17時) (レス) id: 314761d269 (このIDを非表示/違反報告)
日影(プロフ) - 初太刀鶴さんって凄いですね！私は刀剣乱舞運営開始日からやっていて、初太刀は鶯丸です(｀･ω･´)ドヤァ←三日月は鶯丸の次に来ました！私も初大太刀は蛍ちゃんです！私はあと、千子村正のみ来てくれれば刀剣全員揃うんですけどね…頑張りましょう！ (2018年1月3日 17時) (レス) id: 314761d269 (このIDを非表示/違反報告)
夕暮ノ穹 - 最高に面白い小説見つけました(θωθ)これからの展開を楽しみにしてます!! (2017年9月24日 20時) (レス) id: 47db33e843 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅夜 | 作成日時：2017年9月4日 3時
