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cn「自分の娘をけなす親がいるでしょうか？こんなにも美しいのに。」
その言葉にAは驚きを隠せなかった。
cn「相手が王様ということを忘れてつい、Aさんが私に似合う似合わないかは、私が決めます。と言ってしまいました。」
シヌはまたも優しくはははっと笑った。
「そんな…。お父様の言う通りなのです！貴方はきっと心が綺麗すぎて私には…。」
cn「違います。お父様に今までそうやってマインドコントロールされて来ただけ。貴女は美しい…。自信を持っていいのです。」
Aはその言葉に、ガラスが割れるような衝撃を受けた。
「そ…んな…そんなわけない私は美しくなんかない。憐れで生意気な王の娘…。」
Aは呪文のように、自分に言い聞かせているようだった。
シヌはそんなAにゆっくり近付き、抱き締めようと手を伸ばした。
「触らないでっ！」
Aはシヌの手を払ったが、シヌはそれをやめようとせず、そのまま抱き締めた。
「離してっ！」
cn「貴女がそんなに自分を侮辱するなら私がその倍、貴女の素晴らしいところを探し出す！」
「……そんな所などないっ…。」
シヌはAを抱きしめる手により力を入れた。
cn「王様が貴女を憐れで生意気だと言っても、貴女はわざわざ憐れで生意気にならなくてもいいんだよ…。」
「………っ！」
cn「大丈夫、私について来ればいい。…私が幸せにする…。」
シヌの言った言葉…。
それは、Aの心の闇に光が差し込んだ瞬間だった。
シヌの体の温もりがAの体を温かくして…
シヌの言葉の温もりがAの心を温かくした。
王からの心の闇の支配から解き放たれたのだ。
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紗羅(プロフ) - 爺夜光さん» 爺夜光さん、感動して頂けて嬉しいです！(/ _ ; )名言！そんなこと言ってくれるんですね(つД`)ノ笑笑 (2014年11月10日 1時) (
レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
爺夜光 - めちゃめちゃ感動しました（；＿；）ジニョンありて幸福。は名言だ！！！！ (2014年11月9日 15時) (レス) id: 09e6700f3a (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - こっとん .さん» こっとんさん、そんな事言って頂けて逆に感動です＞_＜最後まで見ていただいてありがとうございます！！(/ _ ; ) (2014年11月7日 4時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
こっとん .(プロフ) - 凄く感動する物語でした！！ゼラニウムと花言葉が大好きになりました。。。！ (2014年11月6日 5時) (レス) id: ab9d7740e7 (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - すんすんさん» すんすんさん、ありがとうございます*\(^o^)/*本当ですか？！とても嬉しいです！！頑張りますね！∩^ω^∩ジニョンとサンドゥル…幸せにしたいです…笑笑 (2014年10月21日 20時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗羅 | 作成日時：2014年9月21日 17時
