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王「そいつがいなきゃ私のストレスは解消されない。一生私のオモチャとして痛み続けていくのだ。」
Aを睨み付ける王に、シヌはその言葉の意味を何となく察知し、Aの肩を強く抱き寄せた。
王「そいつは私のオモチャとして生まれてきたのだ！」
目をカッと見開き、刀でAを差す。
シヌは怒りを殺し、唇を噛み締めた。
cn「今やっと気付きました…。あなたは狂ってる！Aさんは私が守っていく！」
強く言い放ったシヌの瞳は偽りなく、真っ直ぐに王を見据えた。
そんなシヌに王は刀を持った腕に力を入れる。
王「どいつもこいつも…」
王はジリジリとシヌへ近づく。
王「わたしに逆らうなぁっ！！！」
怒鳴り声を響かせ、シヌに向かって刀を勢い良く振り上げた。
シヌもまたバロと同じように死んでいくのか。
Aは思わず目をつむった。
シヌのおかげで自分の父親からのマリオネット状態から抜け出せると思った。
シヌのおかげで自分が歪んでいたことを知り、正しい道へ歩んでいけると思った。
シヌのおかげで自分の本当の笑顔を知る事が出来た。
なのにやっぱり父親が邪魔をする。
本当に父親のオモチャとして生まれてきたのか。
そんな思いを巡らせた。
でもやっぱりいつでも守ってくれるのはジニョンだった。
王「おまえっ…！」
ジニョンは王が刀を持っている振り上げた腕を、掴んだのだ。
cn「ジニョンくん…っ！？」
王「離せっ！自分が何をしているのかわかっているのか？！」
ジニョンの腕を振り払おうともがくも、ジニョンは決して王の腕を掴んで離さなかった。
ジニョンは必死に王を止めながらシヌとAに向かって叫ぶ。
jn「逃げてくださいっ！！」
「ジニョンっ！！」
Aは泣きそうな顔でジニョンの名前を呼んだ。
しかし片足をバロに切られ故障して苦しそうにしているジニョンが、王の動きを止められるのも時間の問題。
ジニョンは荒い口調でAに催促した。
jn「早くっ！！！」
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紗羅(プロフ) - 爺夜光さん» 爺夜光さん、感動して頂けて嬉しいです！(/ _ ; )名言！そんなこと言ってくれるんですね(つД`)ノ笑笑 (2014年11月10日 1時) (
レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
爺夜光 - めちゃめちゃ感動しました（；＿；）ジニョンありて幸福。は名言だ！！！！ (2014年11月9日 15時) (レス) id: 09e6700f3a (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - こっとん .さん» こっとんさん、そんな事言って頂けて逆に感動です＞_＜最後まで見ていただいてありがとうございます！！(/ _ ; ) (2014年11月7日 4時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
こっとん .(プロフ) - 凄く感動する物語でした！！ゼラニウムと花言葉が大好きになりました。。。！ (2014年11月6日 5時) (レス) id: ab9d7740e7 (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - すんすんさん» すんすんさん、ありがとうございます*\(^o^)/*本当ですか？！とても嬉しいです！！頑張りますね！∩^ω^∩ジニョンとサンドゥル…幸せにしたいです…笑笑 (2014年10月21日 20時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗羅 | 作成日時：2014年9月21日 17時
