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jn「王様っ！なりません！！」
王「黙れ！Aを盾にすればお前は、うかつに刀を振れんだろう？」
王はバロに向かってそう言うと、嫌味ったらしく笑う。
br「お前っ…！自分の娘だぞ？！」
王「それがどうした？」
バロは険しい表情のまま、声に出さず『は？』と口を動かした。
王「こいつは私のオモチャだから。」
平然とした表情で自分の娘をオモチャと言う王にバロは未だに訳がわからないと言う表情だ。
バロはジニョンに何かを聞こうと、王から視線を外し、口を開いた瞬間。
王はその隙を見逃さなかった。
そのままバロの心臓目掛けて刀を突き刺した。
br「ぐはっ…！！！」
王の刀は綺麗にバロの心臓を突き抜けた。
一瞬の出来事にAとジニョンは目を見開いたままバロを見ている。
王はしてやったり顔をすると乱暴に剣を抜いた。
br「ゔっ…。」
抜いた瞬間、溢れ出た凄まじい血が王の服を汚す。
バロはそのまま膝をついて倒れた。
王「はっはっはっ！！愚かなやつめ！」
王の卑屈な笑い声がその場に響き渡る。
近くまで来ていたシヌは、馬鹿でかい王の笑い声を耳で捉えた。
躊躇せずその声に向かって突き進んで行く。
すると、刀を持って笑う王様の姿が目に入った。
その近くにはAとジニョンもいるようだ。
cn「Aさんっ！」
「シヌ様？！」
シヌは一目散に、驚くAに駆け寄った。
シヌが現れた瞬間、王は真顔になり、刀を握り返す。
王「面倒なことを起こしやがって…。」
おぞましいその声にシヌは振り返った。
王の服にこびりついた血。
その下に視線を落とすと、血まみれのバロが倒れていた。
cn「うそ…だろ…？」
体を震わせるシヌに王は鼻で笑った。
王「お前が招いたことだろ？夜襲なんぞ仕掛けおって…っ！」
シヌは黙ったまま王を睨みつけた。
王「どんなことをされようが、そのオモチャは渡さん。」
cn「オモチャ…？」
王「ははは！こいつと同じ反応だ！」
王は足でバロを突っついた。
cn「なっなんてことを…。」
シヌは初めて見る王のイカれた性格に驚きを隠せない。
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紗羅(プロフ) - 爺夜光さん» 爺夜光さん、感動して頂けて嬉しいです！(/ _ ; )名言！そんなこと言ってくれるんですね(つД`)ノ笑笑 (2014年11月10日 1時) (
レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
爺夜光 - めちゃめちゃ感動しました（；＿；）ジニョンありて幸福。は名言だ！！！！ (2014年11月9日 15時) (レス) id: 09e6700f3a (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - こっとん .さん» こっとんさん、そんな事言って頂けて逆に感動です＞_＜最後まで見ていただいてありがとうございます！！(/ _ ; ) (2014年11月7日 4時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
こっとん .(プロフ) - 凄く感動する物語でした！！ゼラニウムと花言葉が大好きになりました。。。！ (2014年11月6日 5時) (レス) id: ab9d7740e7 (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - すんすんさん» すんすんさん、ありがとうございます*\(^o^)/*本当ですか？！とても嬉しいです！！頑張りますね！∩^ω^∩ジニョンとサンドゥル…幸せにしたいです…笑笑 (2014年10月21日 20時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗羅 | 作成日時：2014年9月21日 17時
