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cn「わかりました…。」
jn「シヌ様っ！」
cn「今日の所はお引き取りください…。」
王「本当に申し訳ない。娘の代わりに謝るよ。」
王はそう言ってシヌの肩に手をポンと置くと、そのまま出て行った。
ジニョンとAは、シヌの兵により半強制的に城の外へ出された。
「お父様、あんまりです…！」
王「お前とジニョンの関係に、今まで目をつむっていただけ有難いと思いなさい。」
ジニョンは王の言葉に、頭を抱えた。
まさか知っていたとは…。
王「明日、お前とジニョンの結婚式を行う。手配はもうしておいた。」
「そんなっ…！」
王「これ以上は何も言わん。わかったらおとなしくしろ。」
王は冷たく言い放つと、先に城へ帰って行った。
「ジニョン、どうしよう！全て私のせいだわ…っ！今までの天罰が下ったのよ…っ！」
ジニョンは咄嗟に泣き崩れるAを支える。
どうすればいいか思考回路を巡らせたが、今この状況で良い案が全く浮かばない。
jn「とりあえず帰りましょう…。それからシヌ様の誤解を解く方法を考えましょう。」
Aは力なくうなずくと、ジニョンに引かれゆっくりと城を後にした。
ー
ーー
ーーー
ーー
ー
cn「くそっ…！」
シヌは先程鏡で合わせていた洋服達を蹴り飛ばすと、ベットに乱暴に座った。
いきなりの出来事に、気が動転する。
そんな中、シヌの執事が部屋に入って来る。
「失礼します。」
cn「バロ…。」
バロと呼ばれたシヌの執事は、シヌに軽くお辞儀をした。
br「シヌ様…。私は許せません。シヌ様の求婚をこんな形で裏切られるなど…。」
cn「一人で浮かれてバカみたいだよな…。」
br「そんな事っ…！…私がどうにかしてA様を連れ戻してみせます！」
cn「ありがとう…。バロは本当に優しいね。いつも私の味方をしてくれて…でも今回ばかりはいくらバロでも無理だよ。」
シヌはそう言うと、大きく溜息を吐いた。
br「シヌ様…。」
落ち込むシヌにバロは心が傷んだ。
そしてバロは決意した。
何としてでもA様をあの人から取り戻す。
br「ジニョン…。」
バロはシヌの為に、ジニョンからAを取り戻してみせると胸に誓ったのだ。
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紗羅(プロフ) - 爺夜光さん» 爺夜光さん、感動して頂けて嬉しいです！(/ _ ; )名言！そんなこと言ってくれるんですね(つД`)ノ笑笑 (2014年11月10日 1時) (
レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
爺夜光 - めちゃめちゃ感動しました（；＿；）ジニョンありて幸福。は名言だ！！！！ (2014年11月9日 15時) (レス) id: 09e6700f3a (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - こっとん .さん» こっとんさん、そんな事言って頂けて逆に感動です＞_＜最後まで見ていただいてありがとうございます！！(/ _ ; ) (2014年11月7日 4時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
こっとん .(プロフ) - 凄く感動する物語でした！！ゼラニウムと花言葉が大好きになりました。。。！ (2014年11月6日 5時) (レス) id: ab9d7740e7 (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - すんすんさん» すんすんさん、ありがとうございます*\(^o^)/*本当ですか？！とても嬉しいです！！頑張りますね！∩^ω^∩ジニョンとサンドゥル…幸せにしたいです…笑笑 (2014年10月21日 20時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗羅 | 作成日時：2014年9月21日 17時
