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ジニョンがシヌがいる城へ戻ると、まだ二人は部屋の中にいるようだったので、ノックして中へ入った。
jn「A様、そろそろお戻りにならないと…。」
「そうね…。」
Aは切なそうにシヌに視線を向ける。
cn「返したくないけどしょうがない…。」
シヌは繋いでいた手を解いた。
cn「ジニョン君、今日も二人の時間を作ってくれてありがとう。」
シヌは笑顔でお辞儀をすると、ジニョンもお辞儀をした。
jn「とんでもございません。お二人が幸せになって頂くのが私の幸せでございます。」
cn「ははは、本当に？」
シヌはジニョンの言葉に冗談で聞き返した。
それにAは口を挟む。
「本当だと思うわ。ジニョンはこんな私でも優しく接してくれた…唯一ね。」
cn「へぇ…ちょっと妬けちゃうな。」
シヌは少しスネたような表情をする。
「ごめんなさい！そんな変なつもりはなかったの！」
cn「ははは！大丈夫だよ！じゃぁ気を付けて！」
jn「はい、失礼いたします。」
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店仕舞いを終えると、サンドゥルはのれんを外から中に引っ込めた。
そんな様子をAは見ていた。
「ねぇ…サンドゥル…。」
sd「どうしたの？」
「本当にジニョン様の所に帰っちゃうの…？」
sd「A…。」
「ほらっ！またあたし一人で接客するの大変だからさぁ…。だから…。」
今にも泣きそうなAに、サンドゥルはどうしていいかわからずにいた。
「いてよ…。」
sd「え？」
「ここにいてよ！」
その瞬間、Aから涙が溢れ出した。
戸惑いながらもサンドゥルはAを抱き締める。
sd「ごめん…っ本当はそうしたいよ！でもジニョン様の…。」
Aはサンドゥルの腕を振りほどき、サンドゥルの胸をポカポカとたたいた。
「何よ！出会った時からジニョン様ジニョン様って！！本当は男好きなんじゃないの？！それとも親離れできない赤ん坊？！」
sd「ちがっ！！」
Aはそう言い残すと、自分の部屋に入って閉じこもってしまった。
sd「僕だって…Aのそばにいたいよ…。」
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紗羅(プロフ) - 爺夜光さん» 爺夜光さん、感動して頂けて嬉しいです！(/ _ ; )名言！そんなこと言ってくれるんですね(つД`)ノ笑笑 (2014年11月10日 1時) (
レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
爺夜光 - めちゃめちゃ感動しました（；＿；）ジニョンありて幸福。は名言だ！！！！ (2014年11月9日 15時) (レス) id: 09e6700f3a (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - こっとん .さん» こっとんさん、そんな事言って頂けて逆に感動です＞_＜最後まで見ていただいてありがとうございます！！(/ _ ; ) (2014年11月7日 4時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
こっとん .(プロフ) - 凄く感動する物語でした！！ゼラニウムと花言葉が大好きになりました。。。！ (2014年11月6日 5時) (レス) id: ab9d7740e7 (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - すんすんさん» すんすんさん、ありがとうございます*\(^o^)/*本当ですか？！とても嬉しいです！！頑張りますね！∩^ω^∩ジニョンとサンドゥル…幸せにしたいです…笑笑 (2014年10月21日 20時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗羅 | 作成日時：2014年9月21日 17時
