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「いやぁ、それがよ…。」
ヘラヘラと笑うさっきの客にAは頭にハテナマークを浮かべていると、その客の後ろからもう一人お客が入って来た。
のれんから現れた高貴なオーラを放つその男にAは、動きが止まった。
それはその店中のみんなもそうだった。
お客も食べる手を止め、ここに似つかわしくないその男に目線が外せない。
みんなが思っていることは一緒だろう。
このようなお方が何故ここに？
そして、そんなジニョンの姿はサンドゥルの目にも映る。
sd「ジ…ニョン様…？」
サンドゥルは状況が把握出来ず、ボーッとジニョンを見つめた。
ジニョンは声がした方に視線を向け、視野にサンドゥルを捉えると、パァッと嬉しそうに笑う。
jn「サンドゥル！！！」
ジニョンはサンドゥルの側に駆け寄り、ギューっと抱き締めた。
jn「サンドゥル！！良かった！！」
強く抱き締められたサンドゥルは徐々に、今起こっている事態を把握してくる。
sd「ジニョン様…？」
サンドゥルの目からじわじわと涙が溢れ出す。
sd「…ジニョン様っ…！！」
サンドゥルは抱き締められたジニョンの体を、自分も思い切り抱きしめ返した。
ジニョンは抱き締めた腕を緩めると、サンドゥルの涙を手で拭った。
jn「元気だったかい？！」
sd「ジニョン様こそよくご無事で！！」
二人は見つめ合うと、嬉しそうに笑い合った。
sd「毎日不安で不安で堪りませんでした！！でもさっき噂でジニョン様が生きていると知ってっ…本当にっ…。」
jn「そうかそうか。ごめんよ、サンドゥル…でもね、もう安心して？もう大丈夫だから…。」
sd「良かった…っ本当に…。」
涙が止まらないサンドゥルをジニョンはまた抱き締めた。
jn「もう邪魔する者はいないんだ…。」
sd「え…？」
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紗羅(プロフ) - 爺夜光さん» 爺夜光さん、感動して頂けて嬉しいです！(/ _ ; )名言！そんなこと言ってくれるんですね(つД`)ノ笑笑 (2014年11月10日 1時) (
レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
爺夜光 - めちゃめちゃ感動しました（；＿；）ジニョンありて幸福。は名言だ！！！！ (2014年11月9日 15時) (レス) id: 09e6700f3a (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - こっとん .さん» こっとんさん、そんな事言って頂けて逆に感動です＞_＜最後まで見ていただいてありがとうございます！！(/ _ ; ) (2014年11月7日 4時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
こっとん .(プロフ) - 凄く感動する物語でした！！ゼラニウムと花言葉が大好きになりました。。。！ (2014年11月6日 5時) (レス) id: ab9d7740e7 (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - すんすんさん» すんすんさん、ありがとうございます*\(^o^)/*本当ですか？！とても嬉しいです！！頑張りますね！∩^ω^∩ジニョンとサンドゥル…幸せにしたいです…笑笑 (2014年10月21日 20時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗羅 | 作成日時：2014年9月21日 17時
