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シヌとAが二人でいる間、ジニョンは他の兵にその場を任せ、町に出ていた。
もちろんサンドゥルを探す為だ。
その辺にいる町人に、次々と声を掛けていく。
jn「すいません、サンドゥルという名の男の人をご存知ではないですか？」
「サンドゥル？知らないねぇ…。」
jn「そうですか。ありがとうございます。」
ジニョンは肩を落としながら、次は誰に声を掛けようかと周りを見渡すと、町中の人達がみんな自分を見ていることに気付く。
無理もない。
町人の着るような服とは違う高そうな服、立ち振る舞いからわかる身分の高さの高貴なオーラがジニョンから放たれている。
町人は芸能人を見たかのように、キャッキャとしていた。
jn「……どうしよ…。」
ジニョンが困ったように頭をかくと、一人の中年男性が恐る恐る近付いてきた。
「あの〜…。」
jn「…………？」
「もしかして、ジニョン様ですかね？」
jn「私を知っているのですか？」
半信半疑でその中年男性に問いかけると、その男はたどたどしく、理由を話した。
「いやぁ、さっきサンドゥルってやつが…。」
ジニョンはサンドゥルという言葉に、心臓が跳ね上がった。
jn「サンドゥルを知っているのですか？！」
「ええ…。」
jn「彼がいる場所まで案内して頂けませんか？！」
ジニョンは嬉しそうにその男性の肩を掴んだ。
「あっ…はい、もちろん！」
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父「ポトフ出来上がったよ〜！運んで！」
アシルがホールに向かって叫ぶと、お客にポトフを持って行こうとAとサンドゥルがポトフに手を伸ばす。
「あっ…。」
ふたり同時に手を伸ばした為、Aとサンドゥルの手が触れる。
sd「ごっごめん！」
「いや…。」
先程のサンドゥルがAに抱き着いた時から、二人の間が妙にたどたどしい。
それは、お互いが異性として意識し始めた瞬間だった。
恥ずかしがる2人の様子がアシルは堪らなく面白い。
父「くくく…おい、早く持って行ってくれよ〜！」
アシルの言葉にハッとしたAは、ポトフを取りお客の席まで運んだ。
料理をテーブルに置くと店の戸が開いた為、Aはそちらに視線を向ける。
そのお客は、先程店に来たお客だった。
「いらっしゃー…あれ？また来たの？」
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紗羅(プロフ) - 爺夜光さん» 爺夜光さん、感動して頂けて嬉しいです！(/ _ ; )名言！そんなこと言ってくれるんですね(つД`)ノ笑笑 (2014年11月10日 1時) (
レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
爺夜光 - めちゃめちゃ感動しました（；＿；）ジニョンありて幸福。は名言だ！！！！ (2014年11月9日 15時) (レス) id: 09e6700f3a (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - こっとん .さん» こっとんさん、そんな事言って頂けて逆に感動です＞_＜最後まで見ていただいてありがとうございます！！(/ _ ; ) (2014年11月7日 4時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
こっとん .(プロフ) - 凄く感動する物語でした！！ゼラニウムと花言葉が大好きになりました。。。！ (2014年11月6日 5時) (レス) id: ab9d7740e7 (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - すんすんさん» すんすんさん、ありがとうございます*\(^o^)/*本当ですか？！とても嬉しいです！！頑張りますね！∩^ω^∩ジニョンとサンドゥル…幸せにしたいです…笑笑 (2014年10月21日 20時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗羅 | 作成日時：2014年9月21日 17時
