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Aとシヌが城にいる頃、ちょうどサンドゥルが、Aとアシルの店へやって来て慣れ始めた頃だった。
町の中はシヌ王子の結婚説の話題で持ちきり。
もちろん店の中でもそんな話題が飛び交った。
sd「A！そこの席片付けたよ！」
「お、ありがと〜！」
Aは、空いた席に新しくお客を案内した。
するとお客は座るやいなや、興奮気味にAにシヌ王子の話をし出した。
客「さっき隣の国のA様がシヌ王子の城に入ってく所を見たんだよ！！」
そのセリフにサンドゥルはピクリと反応した。
sd「詳しく聞かせてください！」
サンドゥルはそのお客にかけより、Aと二人でそのお客の話に耳を傾けた。
客「それがよ！何人かの偉そうな兵達と共に歩いてたんだ！！や〜綺麗だったなぁ〜！」
「え〜ずるい〜！！見たかった〜！！」
Aはそう言うとただをこねる仕草をした。
sd「その兵の中に痩せ型で若めの人はいませんでしたか？！」
サンドゥルが身を乗り出すと、お客は少し考え、あぁっ！と思い出したようなポーズをとる。
客「いたいた！他の兵と違って高そうな服着てたし、A様の隣にいたから覚えてるよ！」
sd「本当ですか？！」
客「うん、細くて若めの結構いい男だったよ！サンドゥル知り合いなのか？」
サンドゥルは客のその言葉に、ジニョンだと確信すると思わずガッツポーズをして叫ぶ。
sd「ジニョン様だ！！！ジニョン様が生きていた！！！無事だったんだ！！！」
抑えきれない喜びにサンドゥルは隣でキョトンとしているAを思わず抱き締めた。
sd「あぁ〜良かった！！！本当に良かった！！！」
「ちょっ！サンドゥルっ…！えぇ？！？！」
びっくりしてドギマギするAに対して、サンドゥルは構わず喜びを露わにしていた。
周りのお客もよくわからないが、そんな二人の光景に笑い声が店に沸き起こった。
父「おいおい、仕事中にラブラブすんじゃないよ〜！」
アシルは料理を作りながら、ニヤリと二人を茶化した。
「そんなんじゃないし！！」
Aは顔を真っ赤にしながら、サンドゥルの腕を振り払った。
客「本当にAは素直じゃないねぇ〜？」
お客がヤジを飛ばすと、また周りのみんなが笑い出す。
「うるさいっ！！」
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紗羅(プロフ) - 爺夜光さん» 爺夜光さん、感動して頂けて嬉しいです！(/ _ ; )名言！そんなこと言ってくれるんですね(つД`)ノ笑笑 (2014年11月10日 1時) (
レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
爺夜光 - めちゃめちゃ感動しました（；＿；）ジニョンありて幸福。は名言だ！！！！ (2014年11月9日 15時) (レス) id: 09e6700f3a (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - こっとん .さん» こっとんさん、そんな事言って頂けて逆に感動です＞_＜最後まで見ていただいてありがとうございます！！(/ _ ; ) (2014年11月7日 4時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
こっとん .(プロフ) - 凄く感動する物語でした！！ゼラニウムと花言葉が大好きになりました。。。！ (2014年11月6日 5時) (レス) id: ab9d7740e7 (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - すんすんさん» すんすんさん、ありがとうございます*\(^o^)/*本当ですか？！とても嬉しいです！！頑張りますね！∩^ω^∩ジニョンとサンドゥル…幸せにしたいです…笑笑 (2014年10月21日 20時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗羅 | 作成日時：2014年9月21日 17時
