2 ページ11
ーーー
ーー
ー
その頃、ある海辺で…。
「何コイツ…。」
髪の毛をポニーテールに縛った20代くらいの女の子が木の枝で、ツンツンと船で寝ている人を突っついた。
そう、それはまさしくサンドゥルだった。
寝ている間に、隣の国のまでたどり付いていたらしい。
「見たこと無い顔だなぁ…もしかしてあっちの国から島流しにあったとか？え？犯罪者？」
その女の子が一人で妄想を膨らませていると、船で寝ているそいつがピクッと動いた。
「うぅん……はっ！！ジニョン様！！！」
「ヒィィーーー！！！！」
いきなり起き上がったサンドゥルに彼女は悲鳴をあげた。
「あんた何者？！どこから来た？！名を名乗れ！！」
女の子は刃物にもならない木の枝をサンドゥルに向けた。
sd「えぇと…私はサンドゥルと申します。隣の国から来ました。」
彼女はサンドゥルの堅苦しい言葉使いに疑問を抱いたようだった。
「なぜそのような口調をする？なぜそのような高貴な服装なのだ！！」
その質問にサンドゥルはどう言っていいかわからず頭を掻いた。
その時、近くにいた彼女のお父さんらしき人物が話しかけて来た。
「どうしたんだ！おや？見ない顔だね？」
「お父さん！！コイツがこんなとこで寝てたんだ！！きっと島流しにでもあったんだよ！！！」
父「こんなところで？！えっと名前は？」
sd「はい、サンドゥルと申します。」
父「サンドゥル…、なぜ君はこんな所にいるのかな？」
sd「………。」
サンドゥルは何も言えずうつむいた。
父「なんの事情があったかはウチで聞こうか。」
「お父さんダメだよ！こんなヤツに関わったら危険すぎる！！」
父「とにかくもう店を開ける時間だ。サンドゥルと言ったね？一旦ウチへおいで。」
sd「はい…。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 58人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紗羅(プロフ) - 爺夜光さん» 爺夜光さん、感動して頂けて嬉しいです！(/ _ ; )名言！そんなこと言ってくれるんですね(つД`)ノ笑笑 (2014年11月10日 1時) (
レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
爺夜光 - めちゃめちゃ感動しました（；＿；）ジニョンありて幸福。は名言だ！！！！ (2014年11月9日 15時) (レス) id: 09e6700f3a (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - こっとん .さん» こっとんさん、そんな事言って頂けて逆に感動です＞_＜最後まで見ていただいてありがとうございます！！(/ _ ; ) (2014年11月7日 4時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
こっとん .(プロフ) - 凄く感動する物語でした！！ゼラニウムと花言葉が大好きになりました。。。！ (2014年11月6日 5時) (レス) id: ab9d7740e7 (このIDを非表示/違反報告)
紗羅(プロフ) - すんすんさん» すんすんさん、ありがとうございます*\(^o^)/*本当ですか？！とても嬉しいです！！頑張りますね！∩^ω^∩ジニョンとサンドゥル…幸せにしたいです…笑笑 (2014年10月21日 20時) (レス) id: e34e972bbb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紗羅 | 作成日時：2014年9月21日 17時
