喧嘩？ ページ44
縁下side
風邪も治り、学校へ。
[ﾌﾞｰｯﾌﾞｰｯ]
うわっ…また弟グループ…
というか授業中は辞めろ！
バイブ音は鳴ってたけど、
流石に見ようとは思わなかった。
何してんだよ…お前らも授業中だろうが！
休み時間…
堅:ひーまー
いや、誰も見てないwwww
力:全員未読、乙〜www
堅:はぁ？
力:てかお前、授業中に何してんの？
秀:俺もいじってたけどお前と
会話するつもりはなかったし、
誰も既読しなかったらどうなるか見てた。
秀wwお前…天才！！www
賢:堅治くんと秀くんは後で話そうか？
長男…怖っ！！
そんな会話をした。
早いけど昼休み…
わからないけど賢二郎から電話がきた。
影「縁下さん！弁当食べませんか？」
ゴメン…トビ…
縁「先、屋上行っててくれる？
俺はちょっと電話してくる。」
影「わかりました。」
俺は電話に出た。
[白「もしもし。」]
縁「もしもし？どうした？」
[白「ちょっと相談に乗ってほしい。」]
相談？何だろう？
すると昨日の帰り道に
あったことを全て話してくれた。
[白「どう思う？」]
縁「俺は…どっちの気持ちもわかる。
でも…どちらかと言うと
姉さんの方かな？」
[白「どうして？」]
縁「自分に弟が7人いるとする。
そしたらさ…どんな仕事でも
いいから支えたいって思うでしょ？」
[白「でも…長続きしないのはダメじゃない？
だからこそ好きなものを仕事に
取り入れた方が…」]
縁「わかってねぇな…
要するにそれは
“姉さんの優しさ”なんだよ。」
おっと…汚い言葉を使って
しまいました…すみませんね…
[白「なるほど…」]
縁「やっとわかった？」
[白「うん。ありがとう。」]
縁「はいはい。どーも。」
電話を切った。
というか…彼奴が誰かを怒らせるなんて…
結構、慎重にやるタイプだからさ
そんなことあんまりないんだけどね…
それにいつもは何かあっても相談しないし。
あっ…作者情報によれば…
次は過去編なんだって！
中学生じゃなくて…小学校高学年の時。
ということで作者、貴重な
朝の時間をありがとう！
←寝落ちしたからだけどね…(苦笑)
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作者名：幸ぴろ | 作成日時：2020年6月9日 22時
