帰り道 ページ42
白布side
A『ちょっと考える。』
流石にすぐには決められないもんな。
進路はゆっくり考えた方がいいし。
白「さてと…俺、力のこと見てくる。」
A『うん…。』
[ｺﾝｺﾝガチャっ]
縁「あっ賢二郎か。」
白「調子は？」
縁「さっきよりはいいかな？薬飲んだし。」
なら、良かった…
俺は力のおでこを触った。
白「いや、熱っ！まだ熱い！
逆に上がったんじゃね？」
縁「そんなことないけど？」
体温計を渡して計ってもらった。
縁「はい。」
白「37.5c°…あれ？下がってる…」
縁「賢二郎が低いんじゃない？」
ということで計ってみる。
白「35.8c°…平熱だな。」
縁「平熱が低いからでしょ？」
そういうことか…
赤「大丈夫？」
縁「うん。微熱程度になった。」
赤「良かった。」
孤「俺らそろそろ帰んないとだからさ。」
角「また今度ね。」
縁「うん。」
そう言って宮城組以外帰って行った。
白「俺も帰るか…」
A『私も帰んなきゃ…』
矢「後は俺らがやっとくよ。」
この二人に任せるのが一番不安。
喧嘩はしないけど、こいつら
看病出来んのか？←酷い…
白「ちゃんと看病してやれよ？」
２「「わかってる。」」
A『じゃあ…また週末〜』
そして、俺らは寮へと戻って行く。
白「姉さんは何でバレー辞めたいの？」
A『えっ？』
正直、聞いちゃダメなことかもって
思ってるのに聞いちゃった…
姉さんびっくりしてるじゃん！
A『ちゃんとした職業ついた方が
いいのかなって思っただけ。』
ちゃんとした職業…えっ？
スポーツ選手もちゃんとした職業でしょ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：幸ぴろ | 作成日時：2020年6月9日 22時
