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頭を下げ続ける私の名を、オヤジが呼んだ。
｢誰も怒ってねェ。顔上げな。｣
そっと頭を上げると、皆は笑っていた。
でも、私の不安は消えない。
｢でも、海軍に知られてた。海軍が血眼になって探すって、おじいさんに教えられたの。私の存在は間違いなく迷惑になるわ。｣
｢もう手配ならされてるぞ。｣
そういって見せられたのは、先程オヤジが見ていた新聞の切り抜き。
私の"生け捕りのみ"と書かれた手配書だった。
｢やっぱり私、ここにいない方がいいわ！皆に迷惑しかかけないもの！｣
｢バカ娘が。おれがそう簡単に家族を手放す訳がねェだろ。出て行くのも許さねェぞ。｣
｢おれ達がこんな事でAを迷惑に思うと思ってんのか？バカな奴だよい。そんな事、あるはずがねェよい。そうだろ？お前ら。｣
｢当たり前だろ！｣
｢もっとぼく達を頼りなよ。｣
｢おれ達家族じゃねェか！｣
｢大事な妹守るのは、兄の務めだしな！｣
｢みんな、お前を大切に思ってる。｣
｢ありがとう…本当に、ありがとう…っ！｣
｢お嬢は泣き虫だねェ。｣
泣きじゃくる私の目尻を、イゾウがそっと拭ってくれた。
そして、みんなの前だというのに、抱き締められた。
｢おれが、お嬢を守る。海軍だろうと世界政府だろうと、渡しはしない。必ずな。｣
｢イゾウ…。ありがとう。｣
隣にいたマルコを見ると、優しく頭を撫でてくれた。
｢おれだって守るよい。もう離れ離れになるのはごめんだ。｣
｢うん、ありがとう。｣
｢グララララ…何も心配いらねェだろ？誰もお前を傷付けたり、手放したりしねェよ。普通にしていればいい。お前はそのままでいいんだ。隠す必要は何もねェ。｣
｢オヤジ...みんな、ありがとう！大好きよ！｣
涙は流れてるけど満面の笑みを浮かべれば、みんなも一緒に笑って、みんながイゾウごと抱き締めてくれた。
やっぱり、みんなと家族になれてよかった。
心の底から、そう思った。
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ルイ(プロフ) - 哀羅さん» 一緒にイゾウ沼にずぶずぶになりましょう！！！(助ける気なし) (2020年11月27日 21時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - イゾウ様がとにかく最高すぎてムフムフニヤニヤデレデレが止まらないです(もはや変態。助けて下され。) (2020年11月26日 22時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» ワンピはイケオジたくさんいますよね！んーー、ちょっと構想練ってみましたけど、思いつきません笑短編集でなら書けそう...？ (2020年11月15日 23時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - レイリーさん、やっぱり最高すぎる笑笑なにあの、紳士！いけおじ！紳士の塊！ほんと最高かって。ルイさん、レイさんオチの小説書いてくれません笑？それか同じイケオジなら、ベンさんでもいいかもっ！どちらも小説ないですから汗 (2020年11月15日 22時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» 可愛いですよね！双子はお互い恋愛は自由だと思いつつ、目に付いてしまうとお互いに嫉妬心出ます笑 (2020年11月8日 21時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年10月30日 20時
