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｢Aは目を離すとすぐ言い寄られるんだ。｣
｢人に好かれるのは嬉しいわよ？｣
｢そうじゃない、おれが嫌だ。｣
｢あら、ヤキモチ？｣
｢悪いかよ。好きなんだ、仕方ねェだろ。おれのもんじゃなくたって嫉妬くらいするさ。｣
｢ふふ、ありがとう。気持ちはありがたく貰っておくわね。｣
｢ちぇっ、結局相手にしてくれねェんだよなァ。｣
｢私はマルコが好きで、オヤジが好きで、海が好きで…今はそれで十分だもの。｣
｢はいはい、Aらしいな。…あ、そうそう！これプレゼントだ！！｣
｢わあ、ありがとう！すっごく綺麗！これなんて言うの？｣
｢スノードームっていうんだ。これは雪景色だけど、こっちは海の中みたいで綺麗だろ？｣
｢ええ、とても…。本当に素敵な贈り物だわ。ありがとう、シャンクス！大事にするわね。｣
｢喜んでもらえてよかった。特にこっちはAみたいでさ、つい買ってたんだ。｣
｢あ、目の色の事？｣
｢そうそう！お前の目、好きなんだ。海に魅入られたおれにとって、Aは海と同じようなもんだ。広い心と優しさで包んでくれる。｣
｢私はそんな偉大じゃないわよ？｣
｢おれにとってはの話さ。｣
するっと顔にかかった髪を耳にかけられ、顎を掬われる。
熱っぽい瞳は次第に細められ、顔が近付いて来た。
｢A…キス、したい。ダメか？｣
｢シャン、クス…？｣
今までも冗談っぽくキスしようとしてくる事はあるにはあった。が、どうやら今回は本気らしい。
その証拠に、いつの間にか腰はガッチリとホールドされ、顎は掬われたまま。
熱い視線から逃れる事すら許してくれない。
｢そんな目で見るなよ。襲いたくなるだろ？｣
｢ダメ、よ。シャンクスの事は好きだけど！でも…そういう好きじゃ…っ！｣
｢分かってる。おれはお前の一番にはなれねェよ。｣
｢そんな、事…。｣
｢あるさ。いつだってお前の心には、アイツがいる。｣
｢アイツ…？｣
誰の事なんだろう。
もしかすると、私よりシャンクスの方が、私の事知ってるのかも。
｢いや、悪かった。忘れてくれ。｣
｢一番とか関係なく…シャンクスの事、愛していたわよ。あなたの為なら死んでもいいと思えるくらいに。｣
｢はぁ…それは狡いだろ…。｣
そう言うと彼は私から身体を離し、しゃがみこんだ。
｢行こうぜ、そろそろ宴の時間だ。｣
｢え、ええ…。｣
差し出された手を取り、歩き始める。
あまりの切り替えの速さに私が戸惑ってしまった。
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ルイ(プロフ) - 哀羅さん» 一緒にイゾウ沼にずぶずぶになりましょう！！！(助ける気なし) (2020年11月27日 21時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - イゾウ様がとにかく最高すぎてムフムフニヤニヤデレデレが止まらないです(もはや変態。助けて下され。) (2020年11月26日 22時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» ワンピはイケオジたくさんいますよね！んーー、ちょっと構想練ってみましたけど、思いつきません笑短編集でなら書けそう...？ (2020年11月15日 23時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - レイリーさん、やっぱり最高すぎる笑笑なにあの、紳士！いけおじ！紳士の塊！ほんと最高かって。ルイさん、レイさんオチの小説書いてくれません笑？それか同じイケオジなら、ベンさんでもいいかもっ！どちらも小説ないですから汗 (2020年11月15日 22時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» 可愛いですよね！双子はお互い恋愛は自由だと思いつつ、目に付いてしまうとお互いに嫉妬心出ます笑 (2020年11月8日 21時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年10月30日 20時
