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＿No side
1番隊の遠征は、全員を引き連れての大掛かりな物だった。
この遠征の目的は、白ひげ海賊団のシマで大掛かりな薬の取引が行われるという情報を掴み、更に詳細な情報を手に入れ、御法度を犯した者達を捕まえる事。
そもそも1番隊が一番得意とする内偵、諜報活動の類だ。
この島の規模が大きい為に全員で来た訳だが、この遠征自体の難易度は大した事はない。
問題が起きたのは、全てが終わった後の事だった。
2週間の遠征を終え、疲れた隊員達を休ませ、マルコとAは子モビーの甲板でゆったりと過ごしていた。
｢お疲れ様。順調に終わって良かった。予定より早く済んだわね。｣
｢大した事ない奴らだったねい。Aも、お疲れさん。｣
｢……ねえ、何か感じない？｣
｢奇遇だねい、おれも思ってたよい。｣
Aが空を飛び、マルコが叫んだ。
｢全員甲板に上がれ！敵襲だ！｣
寝ていた者、起きていた者、様々だが、皆が顔に疲れを滲ませていた。
何しろ2週間も、気を張り詰めていたのだから。
もちろん、隊長と副隊長である2人も、顔に出していなくても、同様に疲れ切っている。
｢10時の方向、軍艦1隻！恐らく、中将クラスが乗っていると思われます！｣
Aの声に、全員の表情が引き締まる。
すぐに戦闘態勢を取り、敵襲に備えた。
まだ距離が離れていた為、砲撃に備え準備をしていると、パキパキと海面が凍る音がした。
Aは記憶の片隅にあった、自転車で海を渡っていた男を思い出す。
｢あらら、あの時のお嬢ちゃんじゃないの。随分とまた、別嬪になったなァ。やっぱり付き合わない？おれ、結構偉くなったよ？｣
｢嫌です。｣
｢全然相手にしてくれないじゃん。それより、一般人のお嬢ちゃんが、なんで白ひげのとこの船に乗ってんだ？もしかして海賊になっちゃった？｣
｢ご名答。｣
｢晴れて敵同士って事かァ。おれ、仕事したくないし、てか、帰る所だったんだけど。でもやらないと怒られるしなァ…。だからさ、大人しく捕まってくれない？｣
｢嫌です！｣
｢おい、A、こいつと知り合いなのかよい？｣
｢ちょっと、ね。｣
｢ヘェ、Aちゃんって言うのか。やっと名前知れたわー。ぜんっぜん教えてくれねェんだもんなァ。｣
｢……。お前ェら、さっさと片付けるよい！｣
『おお！』
｢あーらら、血気盛んだなァお前ら。んじゃ、やりますか。｣
氷の刃を持った海軍中将、クザン。そして前方には軍艦。
疲弊した中での戦闘が、始まった。
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ルイ(プロフ) - 哀羅さん» 一緒にイゾウ沼にずぶずぶになりましょう！！！(助ける気なし) (2020年11月27日 21時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - イゾウ様がとにかく最高すぎてムフムフニヤニヤデレデレが止まらないです(もはや変態。助けて下され。) (2020年11月26日 22時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» ワンピはイケオジたくさんいますよね！んーー、ちょっと構想練ってみましたけど、思いつきません笑短編集でなら書けそう...？ (2020年11月15日 23時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - レイリーさん、やっぱり最高すぎる笑笑なにあの、紳士！いけおじ！紳士の塊！ほんと最高かって。ルイさん、レイさんオチの小説書いてくれません笑？それか同じイケオジなら、ベンさんでもいいかもっ！どちらも小説ないですから汗 (2020年11月15日 22時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» 可愛いですよね！双子はお互い恋愛は自由だと思いつつ、目に付いてしまうとお互いに嫉妬心出ます笑 (2020年11月8日 21時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年10月30日 20時
