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出る幕もなさそうで船にいた私は近付かなかったけど、戦いが終わったなら話は別だ。
見つけた人影に向かって走って行くが、既に涙が止まらなかった。
はたから見たら変な人だったろう。
それでも足を止めずに走っていく。
目的の人物は私に気が付くと彼もまた走り始めた。
｢マルコっ！！｣
｢A！！｣
飛び込んだ私をマルコは思いっきり抱き締めてくれた。
｢やっと会えた…っ！マルコ、会いたかったっ！｣
｢おれもだよい。ずっと探してたんだ。もう離れねェよい…っ！｣
欠けていた半身が戻って来た感覚。
やっと元の自分に戻れたような気がした。
｢大きくなったねい。それに美人になった。｣
｢ふふ、マルコも格好良くなった。それに背も大きいわね。｣
二人で再会を喜んでいると、突然大きな影が落ちた。
｢オイオイ、妬けるじゃねェか。なァ、A。それとも…おれの事は覚えてねェっていうのか？｣
｢王、様…！覚えてない訳ないじゃない！王様にも会いたかったっ！！｣
大きすぎて胸には飛び込めないので足元に抱き着いた。
｢グララララ！お前の甘えん坊は昔から変わってねェな。お前で16人目だ、A。一人を除いて、兄弟達は皆集まってるぜ。｣
｢本当？もうそんなに集まってるのね。｣
｢お前はどこまで覚えてるんだい？｣
｢正直…ハッキリ覚えてるのは王様とマルコ。あとシャンクス。他の兄弟達は朧気なの。ぼんやりと…顔までは覚えてなくて。｣
｢そうか…。まァ、会えば分かる。おれ達はそういう縁で結ばれてんだからなァ。あと王はよせ。今はオヤジって呼ばれてんだ。｣
｢分かったわ、オヤジ！｣
｢グララララ！｣
王…じゃなくてオヤジの肩に乗せられ、ロジャー船長の元へ行く。
ここまで乗せてきてくれたロジャー船長に挨拶するらしい。
｢おう白ひげ。無事に感動の再会を果たしたようだな！｣
｢ああ、お陰様でな。うちのAを乗せてきてくれた事、感謝する。｣
｢よせよ。おれはAが気に入ったから乗せたんだ。じゃなきゃ連れてこねェよ。｣
｢やらねェぞ。｣
｢ちぇっ！このまま貰おうと思ってたのに！｣
｢そんな事だろうと思ってたぜ。｣
｢じゃあ…頼む！おでんを1年貸してくれ！｣
｢おれから家族を奪おうってのか？｣
喧嘩になりそうな雰囲気だったけど、そのおでんという人が行きたいと言い出し、移籍が決まった。
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ルイ(プロフ) - 哀羅さん» あと、月見草は無言の愛、イベリスは心を惹き付けるとか移り気って意味があって、そこにハルタの心情を込めてみました！ (2020年10月29日 9時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 月見草、ほのかな恋、イベリス、甘い誘惑なんですね。 (2020年10月29日 6時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» 可愛いですよね！本当は優しくて良い子なのに不器用な感じを出したかったんですけど...出せてますかね？ぜひ調べてみてください♪ (2020年10月28日 23時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 今からソッコー花言葉調べに行ってまいります！！！ハルたん、可愛すぎ！ひっそり一途で、でも運命に抗ってみたり…最高です！ (2020年10月28日 22時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» いるだけで色気が溢れていそうですよね！大人な誘惑に私も惑わされたいです！！ (2020年10月27日 14時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年10月15日 16時
