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そうして一年が過ぎた。
彼等と過ごす日々は楽しくて、本当にあっという間だった。
上陸した島にやって来た海軍を蹴散らした後、すぐ近くにやって来る大きな気配を感じた。
｢船長！島の反対側に白ひげの船が！！｣
｢白ひげか、久しぶりだな。｣
｢鳥が騒いでる。上陸したな。｣
｢いっちょやるか、生きててこその"殺し合い"。｣
ロジャー船長にはお世話になっていたから、不治の病にかかっていた彼をある程度までは治療したけど、完全に治す事は無理だった。
白ひげ海賊団と会うまでの約束だったから、ここでお別れだなあ。
決まっていた事だけど、いざそうなると寂しいわね。
｢これから戦うがAはどうする？｣
ロジャー船長にそう聞かれた。
多分どちらでもいいのだろう。そんな顔だ。
｢いざとなったら加勢しますね。｣
｢A、本当に行っちまうのか？このままおれの船に乗っててもいいんだぞ。むしろ大歓迎だ！｣
｢そうだよA。乗っていなさい。そして私の女になればいい。｣
｢ふふ、ありがとうレイリーさん。この船の皆の事、大好きです。でもやっぱり、兄に会いたいの。｣
｢1回会っちまえばそれでいいじゃねェか！何もそのまま乗る必要はねェだろ？｣
皆が引き止めてくれた。凄く嬉しい。
でも、私の魂が叫んでるの。あそこへ行きたいって。
王や騎士達に会いたいって。
｢ふふ、ありがとう。もし断られたら…その時は乗せて？｣
｢ああいいぞ！断りやがったらおれがぶっ飛ばしてやるからな！｣
話をしていると、島の反対側から凄い強者の気配がした。走ってくる。
｢ロジャー船長…。｣
｢ああ、なんか来るな。だが白ひげじゃねェな。｣
そしてやって来たのは不思議な格好をした、二刀流使いの男の人だった。
ロジャー船長はその人の刀を軽々と受け止め振り払った。
それからやって来たのは…夢で見ていた王の姿だった。
ロジャー船長の剣と王の薙刀は、交わらずともぶつかる衝撃波だけでも凄まじいものだった。
戦いは三日三晩続き、終わった頃にはお互い楽しく宴の準備をしていた。
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ルイ(プロフ) - 哀羅さん» あと、月見草は無言の愛、イベリスは心を惹き付けるとか移り気って意味があって、そこにハルタの心情を込めてみました！ (2020年10月29日 9時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 月見草、ほのかな恋、イベリス、甘い誘惑なんですね。 (2020年10月29日 6時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» 可愛いですよね！本当は優しくて良い子なのに不器用な感じを出したかったんですけど...出せてますかね？ぜひ調べてみてください♪ (2020年10月28日 23時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 今からソッコー花言葉調べに行ってまいります！！！ハルたん、可愛すぎ！ひっそり一途で、でも運命に抗ってみたり…最高です！ (2020年10月28日 22時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» いるだけで色気が溢れていそうですよね！大人な誘惑に私も惑わされたいです！！ (2020年10月27日 14時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年10月15日 16時
