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＿Aside
この船で過ごす時間は楽しかった。
最初は気を遣って私を戦闘に出させないようにしていたけど、私が戦闘慣れしている事が判明してからは積極的に参加させてくれるようになった。
シャンクスとバギーの2人は歳も近いからよく一緒に過ごしたし仲良くしてくれた。
同じ能力者のバギーはなりたてなのか、海に落ちてはシャンクスに助けられていた。
それに空も飛べるから、時々一緒に空を飛んだりもした。
シャンクスはいつも私を気にかけてくれていた。
戦闘では背中を預けて戦うくらいには信頼してるし、色んな話を聞かせてくれて、楽しませてくれる。
ただ、上陸する度、私に似合うと思ったと言って服やアクセサリーを買ってくれるのは、嬉しいけど申し訳ないからちょっと困ってる。
でも、彼は昔からそうだった。
物欲のない私に、色んな物を買ってくれていた。
視察に行く度にその地の名産品やら何やら山ほど持って来てたっけ。
それでいつも長髪の側近の人に怒られてた。
｢Aー！！｣
船番をしていたら外から呼ぶ声がして甲板に出ると、そこにいたのは紙袋を両手に持ち、笑顔で手を振るシャンクスがいた。
噂をすれば何とやら。いい笑顔で手を振ってる彼に手を振り返すと、あっという間に船に飛び乗り側に来ていた。
｢船番疲れたろ？これお土産な！開けて！｣
｢ありがとう！素敵！海みたいな色のピアスね！｣
｢Aの目の色みたいだったからな！あとこれはおれがAに着てほしい服！たまにはこういうのもいいだろ？絶対似合うと思うんだ。｣
そう言って渡されたのは2つの紙袋。
そこには白いワンピースや黒いレースのブラウス、ミニスカートやタイトスカート、他にも何着か入ってた。
極めつけには網タイツ。
｢これ…着るの？｣
｢ん？着てくれないのか？｣
｢せっかくシャンクスが買ってくれたし着るけど…露出しすぎじゃない？｣
｢Aはスタイルもいいし行けるって！絶対似合うから！！あと、ピアスならおれが開けるぜ？｣
ピアスをもらった時、穴が空いてないと思ったけど、なるほど最初から開けるつもりだったのか。
｢怖いから…今度にしない？｣
｢だーめ。ここ座って。動くなよ？｣
怖かったけど思ったより痛みはなくて、スムーズにピアスを着けてくれた。
鏡で見せてもらったそれは、光に反射して輝き綺麗だった。
｢ほら、おれの見立ては間違ってなかっただろ！｣
彼はにかっと太陽みたいに笑っていた。
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ルイ(プロフ) - 哀羅さん» あと、月見草は無言の愛、イベリスは心を惹き付けるとか移り気って意味があって、そこにハルタの心情を込めてみました！ (2020年10月29日 9時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 月見草、ほのかな恋、イベリス、甘い誘惑なんですね。 (2020年10月29日 6時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» 可愛いですよね！本当は優しくて良い子なのに不器用な感じを出したかったんですけど...出せてますかね？ぜひ調べてみてください♪ (2020年10月28日 23時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 今からソッコー花言葉調べに行ってまいります！！！ハルたん、可愛すぎ！ひっそり一途で、でも運命に抗ってみたり…最高です！ (2020年10月28日 22時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» いるだけで色気が溢れていそうですよね！大人な誘惑に私も惑わされたいです！！ (2020年10月27日 14時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年10月15日 16時
