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＿Aside
目が覚めると私は知らないベッドに横たわっていた。
差し出されるハンカチ。どうやら私は泣いていたらしい。
受け取り相手を見ると、まさに今夢で見ていた赤髪の彼だった。
｢貴方は…？｣
｢シャンクスだ。よろしく。｣
｢えっと…よろしく、シャンクス。｣
｢お前は…Aなのか？｣
｢ええ、Aよ。｣
｢やっぱり！会いたかった！！やっと、会えた！｣
｢きゃあっ！｣
勢いよく抱き着かれ、そのままベッドに倒れ込んでしまう。
頬擦りされ、記憶が戻ったばかりの私はタジタジだ。
｢どうした！？何かあったのか！？｣
血相を変えて扉を蹴破り入ってきたのはレイリーさん。船長さんもいた。
はたから見たら押し倒されているこの状況に、シャンクスにレイリーさんの拳骨が落ちた。
｢寝込みを襲うバカがどこにいるんだ！！女性の寝てる部屋に勝手に入り込むんじゃない！！！｣
シャンクスはこっぴどく、そしてくどくどとレイリーさんに叱られていた。
｢大丈夫か？頭もう痛くねェのか？｣
船長さんがその隙に私に話しかけてくれた。
微笑んで大丈夫です、と言えば、船長さんは胸を撫で下ろし豪快に笑った。
｢しっかしお前がこいつがよく言っていた女だったとはなァ！確かにべっぴんさんだ。頭も良さそうだし…どうだ、おれの船に乗らねェか？｣
｢え！A、うちに入るのか！？｣
｢それはいい、そうしなさい！｣
｢ちょっと待って下さい！誘ってくださるのは嬉しいですが、乗れません。やっぱり兄を探したいから。｣
｢そうか、残念だな。｣
｢兄と会えた後お前はどうするんだ？｣
｢兄といたいから、頼み込んで入れてもらいます。｣
｢じゃあおれが頼んでやるよ。白ひげとは長い付き合いだからな！｣
｢本当ですか！！ありがとうございます！｣
｢お、やっと笑ったな！その方がいいぜ！な、シャンクス！｣
｢あ、ああ…。｣
｢なんだ坊主、照れてんのか〜？｣
｢照れてない！！おれ掃除してくる！！｣
顔を真っ赤にしてシャンクスは部屋を飛び出して行った。
｢ははっ、まだ若いなァ！…A。白ひげに会えるまでうちに来い！｣
｢じゃあ、お世話になります。｣
こうして私は期限付きで、この｢オーロ・ジャクソン号｣にお世話になる事になった。
そしてその日の夜、歓迎の宴が開かれた。
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ルイ(プロフ) - 哀羅さん» あと、月見草は無言の愛、イベリスは心を惹き付けるとか移り気って意味があって、そこにハルタの心情を込めてみました！ (2020年10月29日 9時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 月見草、ほのかな恋、イベリス、甘い誘惑なんですね。 (2020年10月29日 6時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» 可愛いですよね！本当は優しくて良い子なのに不器用な感じを出したかったんですけど...出せてますかね？ぜひ調べてみてください♪ (2020年10月28日 23時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 今からソッコー花言葉調べに行ってまいります！！！ハルたん、可愛すぎ！ひっそり一途で、でも運命に抗ってみたり…最高です！ (2020年10月28日 22時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» いるだけで色気が溢れていそうですよね！大人な誘惑に私も惑わされたいです！！ (2020年10月27日 14時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年10月15日 16時
