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あれよあれよという間に船に乗せられた。
この船は｢オーロ・ジャクソン号｣と言うらしい。
｢それで、お嬢さんのお名前は？｣
何故か手を握られながら、目の前のレイリーさんに質問された。
横にはロジャーという船長さんもいる。
｢えっと…Aです。｣
｢A…名前まで美しいな。｣
｢一人で新世界の海を渡るなんて命知らずな女だな。何が目的なんだ？｣
船長さんは私を疑っているらしい。
口元は笑っていても目が鋭い。
｢生き別れた双子の兄を探しているんです。｣
｢ヘェ…そいつの名前は？｣
｢マルコです。｣
｢マルコ…確か白ひげのとこの見習いにそんな名前の奴がいたよな？｣
｢あの語尾によいってつけてる金髪のガキだろ。｣
｢やっぱり白ひげ海賊団にいるんですね！？｣
確信の持てる情報に、つい気持ちが昂る。
マルコはかつての主君の元にいるのね！
｢お、おう…。｣
｢双子なのに似てないな。こんなに美しいのに。｣
｢二卵生ですから。｣
警戒が解けたのか、先程よりもフレンドリーに話してくれるようになり、船長さんとレイリーさんと暫く他愛もない会話をしていた。
｢ロジャー船長！掃除終わった、よ…。｣
｢ん？お前誰だ？｣
走って来たのは赤鼻で青い髪をした男と、もう一人、燃えるような赤い髪をした男の人。
ズキンと頭が痛みだす。
どうやら彼も同じようで、赤い髪をぐしゃりと握っているのが視界の隅に見えた。
｢A、どうした？｣
｢お前もどうしたんだよ！｣
思わず握られていたレイリーさんの手を強く握っていたようで、心配そうに覗きこまれた。
間違いない、彼とは前世から繋がりがある。
そう気付いた時には既に、私の頭の中には映像が流れ込んできていた。
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ルイ(プロフ) - 哀羅さん» あと、月見草は無言の愛、イベリスは心を惹き付けるとか移り気って意味があって、そこにハルタの心情を込めてみました！ (2020年10月29日 9時) (
レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 月見草、ほのかな恋、イベリス、甘い誘惑なんですね。 (2020年10月29日 6時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» 可愛いですよね！本当は優しくて良い子なのに不器用な感じを出したかったんですけど...出せてますかね？ぜひ調べてみてください♪ (2020年10月28日 23時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
哀羅(プロフ) - 今からソッコー花言葉調べに行ってまいります！！！ハルたん、可愛すぎ！ひっそり一途で、でも運命に抗ってみたり…最高です！ (2020年10月28日 22時) (レス) id: 11aacecd07 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ(プロフ) - 哀羅さん» いるだけで色気が溢れていそうですよね！大人な誘惑に私も惑わされたいです！！ (2020年10月27日 14時) (レス) id: a0dbe60605 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨音 | 作成日時：2020年10月15日 16時
