『ちょっとしたお話だよ！』 ページ50
『あれれ、なんで私のスペースまで機械だらけなのかなー』
「夢中になってたらこうなるものなんだよ」
『え、静かにおさめようとしないでよ』
数年前まで神代先輩とか類くん
なんて言ってたけどついに呼び捨てになっちゃった
しかもひとつしかない部屋で私のスペース奪われちゃった
ちなみに、ひとつしかない部屋、だよ？
意味は分かるかな
『もう一緒に住んで2、3年なんだからさ』
「もうそんなに経ったのか…」
毎日楽しいし、幸せ
「そういえば今日、彼が(ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ)フフ、来たようだね」
『彼って誰なの？……はーい』
少し重たいドアを開ける
そこには
「A、久しぶりだな」
『つ、司、せん、ぱい？』
テレビで時々見てたけど、スターのようにキラキラしている
『お茶出しますね』
「ありがとな！」
彼を居間に座らせ、私はお茶とちょっとしたお菓子を出す
「類も元気にやってるか？」
「当たり前だよ司くん！！今度の○○のショーで…」
久しぶりに二人の会話を聞いているとなんだか微笑ましくなる
私が帰ってきた時司先輩はもう
世界のスターへの第一歩を踏み出してたからな
『どーぞ』
それと同時にインターホンが何回かなる
『うるさいなぁ、はーい』
ドアを再び開けると
「ここにスターいませんか？！」
「スターそっくりな声聞こえて！！」
司先輩の声住民に聞こえてたかー！
『先輩逃げてーーーーーー』
「だがAは？！！！」
『いいから類とーーーーー！！！』
「た、頼んだぞ！」
その後私はどうなったかと言うと
「これはひどい……髪の毛だね」
『もういやです』
何故か頭にカチューシャやキラキラなピン、そのうえ髪はボサボサ
「まるで7年前の僕達のショーのようだねぇ！」
え、類、なんて的確な？！
「すまない…」
『あーーー！司先輩、これからトランプしますよ』
「？！！…あぁ！」
何回かババ抜きなどをしたが全部私の負け
でもなぜか、悔しくなかったんだよ
それはきっと
未来のスターという夢を叶えた先輩と
最高の演出家と3人でやったからだと思うんだよね
大好きだよ、ワンダーランズ×ショウタイム
終わり
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西瀬りる - けーきにとびこみたいさん» よかったです！ (2022年10月23日 23時) (
レス) id: 621c6dd9df (このIDを非表示/違反報告)
けーきにとびこみたい - 直りました！やっぱり面白いです！！ (2022年10月15日 13時) (レス) @page27 id: 6d662b51af (このIDを非表示/違反報告)
西瀬りる - けーきにとびこみたいさん» コメありがとうございます！26から全体的におかしいって感じですかね？少し調整してみますね！それとご感想ありがとうございます‼ (2022年10月11日 17時) (レス) id: 621c6dd9df (このIDを非表示/違反報告)
けーきにとびこみたい - あの、勘違いなら本当に申し訳ないですけどP26あたりから文字がおかしくなるのですが､､、 お話とっても面白いです！これからも頑張って下さい 長文失礼しました。 (2022年10月10日 20時) (レス) @page27 id: 6d662b51af (このIDを非表示/違反報告)
オシヒカリ(プロフ) - オリ/フラたってるので外した方がいいですよ... (2022年9月25日 10時) (レス) @page2 id: e1a006261d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：西瀬りる x他2人 | 作成日時：2022年8月20日 0時
